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【香港ヴァーズ】レーン「自信を持って乗ることが出来た」ウインマリリンがG1初制覇

海外競馬

2022/12/11 21:30

香港ヴァーズ・ウインマリリン (C)Yushi Machida

 11日、香港・シャティン競馬場で行われたG1・香港ヴァーズは、日本から参戦したダミアン・レーン騎乗、ウインマリリンが素晴らしい差し脚を繰り出して快勝。香港の地で悲願のG1初制覇を飾った。

香港ヴァーズ
1着 ウインマリリン
D.レーン騎手
「この馬にとっては良い展開になったと思いますし、良いポジションが取れました。乗りやすい馬で、道中も自信を持って乗ることが出来ました」

手塚貴久調教師
「当初から香港コースの2400mに限らず2000mでも適性はあるかなと思っていました。レース巧者なので、ここがベストというわけではないですけれども、もちろん香港でも良いレースが出来るかなと思っていました。私は香港が初めてのチャレンジなので、それで運良く勝たせてもらって、非常にラッキーだと思っていますけども、多くの日本の関係者が香港のレースを目標に1年使っているというのも間違いないと思うので、私もこれに参加することが出来て、そして勝つことが出来て感謝すごい感謝しています。レーン騎手と事前に考えていた作戦どおりではなかったですが、神騎乗で最後いい脚を使ってくれました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11日、香港・シャティン競馬場で行われた香港国際競走4R・香港ヴァーズ(G1・3歳上・芝2400m・10頭立て・総賞金2200万香港ドル=約3億7400万円)は、日本のウインマリリンが直線鋭い差し脚を伸ばして、G1初制覇を飾った。勝ちタイムは2分27秒53(良)。

 2着にボタニク(せん4・仏・A.ファーブル)、3着にグローリーヴェイズ(牡7・美浦・尾関知人)が入った。武豊騎乗のブルーム(牡6・愛・A.オブライエン)は8着に敗れた。

直線入り口ではほぼ最後方

香港ヴァーズ・ウインマリリン (C)Yushi Machida

 日本馬のウインマリリンが見事に香港ヴァーズを制した。スタートを決めて先行するも、深追いせずに道中は徐々にポジションを下げてほぼ最後方へ。勝負どころでも鞍上のダミアン・レーン騎手は慌てることなく外を回して進出。手応え絶好で直線を迎えると、大外から鮮やかな差し切りで海外の強豪をまとまて交わした。同じく日本から参戦したグローリーヴェイズは3着。また、ドイツのメンドシーノはゲートを出ることが出来ずに競走中止。

【全着順】
1着 ウインマリリン(日)
2着 ボタニク(仏)
3着 グローリーヴェイズ(日)
4着 パンフィールド(香)
5着 ストーンエイジ(愛)
6着 バブルギフト(仏)
7着 セニョールトーバ(香)
8着 ブルーム(愛)
9着 バターフィールド(香)
競走中止 メンドシーノ(独)

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