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【クイーン賞】吉田隼「動ける位置にはいたのですが…」ショウナンナデシコは伸び切れず

地方競馬 船橋ケイバ

2022/11/30 21:29

クイーン賞・ショウナンナデシコ (C)Hiroki Homma

 ここ2戦らしくない敗戦が続いているショウナンナデシコは、このレースも復活とはならなかった。いつでも動けるポジションで勝ち馬をしっかりマークして2番手から前を伺ったものの、勝負どころで手応え劣勢に。それでも粘りこんで3着と地力は見せた。

3着 ショウナンナデシコ
吉田隼人騎手
「スタートは良かったので、逃げ馬について行きました。2番手で動ける位置にいたんですが、途中で動けなくなりましたね。ハミを取って走る仔なんですが、返し馬も乗りやす過ぎて、春先に比べると…結果がついてこないですね。3コーナーからダラダラっと来てゴールしてしまった。噛み合わなかったです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 30日、船橋競馬場で行われた11R・クイーン賞(Jpn3・3歳上オープン・牝・ダ1800m)は、江田照男騎乗の3番人気、テリオスベル(牝5・美浦・田島俊明)が快勝した。2馬身差の2着に2番人気のグランブリッジ(牝3・栗東・新谷功一)、3着に1番人気のショウナンナデシコ(牝5・栗東・須貝尚介)が入った。勝ちタイムは1:54.4(稍重)。

【JBCレディスクラシック】吉田隼「良い時に戻ってほしい」ショウナンナデシコまさかの3着

素晴らしい持久力で逃げ切る

クイーン賞 レース写真 (C)Hiroki Homma

 3番人気に支持された江田照男騎乗、テリオスベルが嬉しい交流重賞初制覇を飾った。スタートを出て正面スタンド前で押して行き一気にハナへ。さらには2番手にショウナンナデシコがいつでも動けるポジションで追走。テリオスベルはかなりのハイペースで飛ばしていき、それでも直線で粘り込んでの快走で、2着に追い込んだグランブリッジに2馬身差をつけて堂々逃げ切った。ショウナンナデシコは勝負どころで手応えが厳しくなり、3着に粘り込むのが精一杯だった。

テリオスベル 28戦6勝
(牝5・美浦・田島俊明)
父:キズナ
母:アーリースプリング
母父:クロフネ
馬主:鈴木美江子
生産者:野坂牧場

【全着順】
1着 テリオスベル
2着 グランブリッジ
3着 ショウナンナデシコ
4着 ホウオウピースフル
5着 リネンファッション
6着 コスモポポラリタ
7着 サルサレイア
8着 レディオスター
9着 ロカマドール
10着 ミスティネイル
11着 コーラルツッキー
12着 ビックバレリーナ
13着 クレールアドレ
14着 ハピネスマインド

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