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JRAとNARがダート路線を大改革 さきたま杯Jpn1格上げなど
2022/11/28 16:35
28日、都内で各地方競馬主催者、全国公営競馬主催者協議会、日本中央競馬会、地方競馬全国協会による、全日本的なダート競走の体系整備についての合同記者会見が行われた。2歳、3歳、古馬ダート路線に新たなレースの創設、Jpn1格上げなどの大改革が、2歳馬競走は2023年から、3歳馬、古馬競走は2024年から実施される。
ジャパンダートクラシックを新設
今年6月には3歳ダートクラシック三冠競走の創設が発表され、今回はそれに伴うステップレースや、各路線の新設レースなど、新たな取り組みを発表。2歳、3歳ダート短距離路線の整備、古馬短距離路線の整備、古馬中距離路線の整備、古馬牝馬路線の整備、3歳牝馬路線の整備に分けて、ダート路線の拡充が行われる。
主には3歳ダートクラシック三冠競走の創設で、羽田盃(Jpn1・大井1800m)、東京ダービー(Jpn1・大井2000m)がダートグレード競走となり、ジャパンダートダービーは10月上旬に時期を移動して、『ジャパンダートクラシック』(Jpn1・大井2000m)に名称を変更して実施される。
また、1月〜4月までのダートグレード競走の空白期間に三冠競走へ向けてのステップレースを船橋、大井で新設し、3歳ダート路線の改革に着手した形だ。ますますダート競走の魅力が高まり、競馬ファンの楽しみが増えることは間違いない。
さきたま杯がJpn1へ
そして古馬短距離路線では、さきたま杯をJpn1に格上げし、上半期の短距離路線の目標レースとなるよう設定がなされた。古馬中距離路線では1月に行われている川崎記念を4月に移動、古馬牝馬路線では大井競馬場で行われているTCK女王杯を園田競馬場へ変更し、兵庫女王杯(Jpn3・1870m)へ改称して実施されるなど、ダート路線の体系整備にともない様々な変更が明かされた。
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