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【ドリームエイジカップ】西謙一「馬もだいぶやる気だった」メジロゴーリキが重賞8勝目

地方競馬 ばんえい十勝

2022/11/28 05:55

ドリームエイジカップ・メジロゴーリキ (C)ばんえい十勝

 27日、帯広競馬場で行われた11R・ドリームエイジカップ(BG3・4歳上選抜別定・ダ直200m)は、西謙一騎乗の6番人気、メジロゴーリキ(牡8・ばんえい・松井浩文)が快勝した。2着にカイセドクター(牡5・ばんえい・坂本東一)、3着に1番人気のメムロボブサップ(牡6・ばんえい・坂本東一)が入った。勝ちタイムは1:29.8(馬場水分2.2%)。

 2番人気で藤野俊一騎乗、アオノブラック(牡6・ばんえい・金田勇)は、4着敗退。

 世代強豪馬が揃ったこのレースは、馬場水分2.2%、ばんえい重量が730kg~800kgのハンデ差で行われた。道中はメムロボブサップ、メジロゴーリキ、ミノルシャープ、カイセドクターが先頭集団を形成し、それを見る形で後続が追走。各馬ばらけた状態で第二障害へと進んで行った。第二障害下に最初に到達したメジロゴーリキが一息入れ仕掛けると、カイセドクター、ミノルシャープ、メムロボブサップも続けて仕掛けた。その中で最初にクリアしたのはメジロゴーリキ。続いてカイセドクター、メムロボブサップが下っていった。ゴール手前30m、先頭を走るメジロゴーリキにカイセドクターがじわじわと迫り、残り10mでカイセドクターが先頭に並びかけようとした。両馬、激しい叩き合いのなかメジロゴーリキが先頭を譲らず粘り切りゴール。3月のばんえい記念以来となる重賞8勝目を飾った。メジロゴーリキを管理する松井浩文調教師は「ドリームエイジカップ」をカネサブラックで制した2011年以来2度目の勝利、騎乗した西謙一騎手は初制覇となった。

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メジロゴーリキが重賞8勝目

ドリームエイジカップ・メジロゴーリキ (C)ばんえい十勝

1着 メジロゴーリキ
西謙一騎手
「自分でもびっくりする勝利でした。この馬にとって不向きな軽い馬場だったので、(果敢に先行する作戦は)今朝調教師と相談して決め、行けるところまで行こうという思いで騎乗しました。馬もだいぶやる気だったので、最後詰められはしましたが最後まで頑張ってくれました。これから帯広記念、ばんえい記念と続くのでそれに向けて頑張りたいと思います。寒い中応援ありがとうございます。また、重賞を勝てるように頑張るので応援よろしくお願いします」

松井浩文調教師
「ばんえい記念からなかなか重賞を取れずにいましたがやっと取ることが出来てとても嬉しいです。北見記念から少し体調を崩していましたが馬も元気になったからやれるだけやろうという話を騎手としていました。重量も馬場も軽く、後ろから行ったら勝てないと騎手と話していたので、相談していた通り上手くいき良かったです。切れ味はメムロボブサップらに負けるかもしれませんがハンデもあったので頑張ることが出来ました。廣瀬オーナーとも帯広記念、ばんえい記念に出そうと話しているので頑張りたいと思います。これからの重賞は全部取るので応援よろしくお願いいたします」

メジロゴーリキ 167戦23勝
(牡8・ばんえい・松井浩文)
父:ニシキダイジン
母:メジロルビー
母父:メジロショウリ
馬主:広瀬豪
生産者:佐渡孝徳

【全着順】
1着 メジロゴーリキ
2着 カイセドクター
3着 メムロボブサップ
4着 アオノブラック
5着 コウシュハレガシー
6着 キタノユウジロウ
7着 ミノルシャープ
8着 キョウエイリュウ
9着 マサタカラ
10着 ネオキングダム

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