27日、阪神競馬場で行われたG3・京阪杯は、1番人気のトウシンマカオが重賞初制覇。後続を軽く突き放しての快勝だった。

京阪杯、勝利ジョッキーコメント
1着　トウシンマカオ
鮫島克駿騎手
「後ろからも足音聞こえなくて、後ろも離しているだろうなと思いましたし、強かったと思います。前走のオパールステークスが初騎乗だったんですけど、非常に強い内容でしたし、1週前に美浦の方に調教・騎乗に行かしていただいて、非常に状態も良かったので今回はものすごく自信ありましたし、自分の中でも負けれないと思ってレースに挑んでいました。当たり前に一番人気になれる力があると自分が一番思っていましたし、プレッシャーなんかは無かったですね。Bコース替わりで、内の前が止まらない芝状態が続いていましたし、枠的にはもうちょっと内がほしいなと思っていたんですけど、それをリカバリー出来るだけのスタートダッシュ、位置を取れる力、そこら辺があったので問題なかったです。後ろも気にしなきゃいけないポジションだったので、後ろも気にしつつ、追い出しを待ちつつ、これぐらいなら後ろにも交わされず、前も捕まえられるだろうというタイミングで追い出して、本当に完勝だったと思います。3歳馬ですし、スプリントに転向して良い競馬が出来ていますので、来年スプリント戦線を賑わしてくれる一頭というのは間違いないと思いますし、また再度コンビを組ませて貰えるようなら、全力でこの馬の力を出せるように頑張りたいと思います。非常に良い馬に乗せていただいていますし、まだG1勝ててないので、しっかりG1でも成績を出せるように頑張りたいと思います」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　27日、阪神競馬場で行われた12R・京阪杯（G3・3歳上オープン・芝1200m）は、鮫島克駿騎乗の1番人気、トウシンマカオ（牡3・美浦・高柳瑞樹）が快勝した。1.1/4馬身差の2着にキルロード（せん7・美浦・田村康仁）、3着にスマートクラージュ（牡5・栗東・池江泰寿）が入った。勝ちタイムは1:07.2（良）。

　2番人気で横山典弘騎乗、サンライズオネスト（牡5・栗東・河内洋）は13着、3番人気で今村聖奈騎乗、テイエムスパーダ（牝3・栗東・五十嵐忠男）は6着敗退。

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