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【西内荘コラム】キングズガード、流れが向けば追い込みがさく裂か
2018/7/8 00:05
先週、足を運んだ北海道の浦河町周辺は北海道と思えないほどの蒸し暑さでした。北海道らしくない気候は予兆?
栗東に戻ってきてからは西日本各地で被害がでるほどの降水量に直面しております。多くの人々が雨に困惑したり、被害に直面していることでしょう。お見舞い申し上げます。装蹄師も屋外の仕事なので雨空にスカッとはしませんが、この程度でボヤくわけには参りません。
さて、ジェニアルとラルクが渡仏しました。出国前に装蹄した日はつかの間の晴れ間に幸先良く見送ることもできました。条件馬が帯同ではなく海外遠征に挑む異例の試みは、いろんな可能性が広がるチャレンジだと思っています。もちろんオーナー負担は費用の面でも大きいので、成果をあげられるように尽力します。私は世界中の競馬場をサーキットする夢を抱いて装蹄所を開業し、仏国ならロンシャン、シャンティイ、ドーヴィルの競馬場で仕事をしてきましたが今回の(7月22日の)メゾンラフィット競馬場は初めて。一つのピースが埋まるような気分ではあります。心から今回の海外遠征のチームに加わることができてオーナー・厩舎・ジョッキーらに感謝しています。
あす中京の重賞プロキオンSは連覇を狙うキングズガードが担当馬。雨馬場は決してプラスとはいえないけど、流れが向けば昨年のような追い込みがさく裂するハズ…と願っています。
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