9日、東京競馬最終レース終了後、3年ぶりとなった第12回ジョッキーベイビーズが多くのファンが残った中で開催され、G1さながらの盛り上がりを見せた。関東G1のファンファーレに合わせて大きな声援が送られレースはスタート。松浦太志くんが騎乗したホタルが大外から大きく後続を突き放して大差でゴールした。レース後優勝した松浦くんは、今年の日本ダービーを制した武豊騎手を見ているかのように、堂々とスタンドに向けて手を上げ、観衆の声援に応えた。表彰式では「関係者から信頼されるジョッキーになりたい」と将来の夢を話してくれた。

【ジョッキーベイビーズ】木村暁琉くん「凱旋門ジョッキーになること」ハナ差の大接戦を演じる

予選と同じポニーを引ける幸運

1着　ホタル
松浦太志くん
「予選では鐙が外れてしまって、馬の邪魔になってしまいましたが、今回は鐙が外れないように気を付けて、能力を100％出せるように意識しました。馬を決める際に1番目にクジを引いたので、どうかなと思いましたが、予選と同じホタルというポニーを引けてとても嬉しかったです。スタートが上手くいって、そのまま逃げ切りたいと思ったので、逃げ切ることができてとても嬉しいです。先生方や優しい先輩方、少年団の皆、東北・新潟地区予選を一緒に走ってくれた仲間たちに、良い報告ができてとても嬉しいです。そして将来は、大舞台で活躍できて、たくさんの関係者に信頼されるジョッキーになりたいです」

【全着順】
1着　松浦 太志（東北・新潟地区代表）／ホタル
2着　田中健人（関東地区代表）／ハショウボーイ
3着　宗像聖（沖縄地区代表）／ユリ
4着　浜田成凰（関西地区代表）／ツクモビジン
5着　下平新（九州地区代表）／ジュン
6着　広瀬仁乃（北海道地区代表）／蘭丸
7着　池添陽（東海地区代表）／はな
8着　徳山友希（関東地区代表）／カリブ