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【東京盃】川田「苦労するところは何もなかった」レッドルゼルが休養明け好発進
2022/10/5 21:22
5日、大井競馬場で行われた交流G2・東京盃は、1番人気のレッドルゼルが休養明け初戦を快勝。58キロを背負うも、大外から軽々ねじ伏せるような走りで、ライバルを圧倒した。
東京盃、勝利ジョッキーコメント
1着 レッドルゼル
川田将雅騎手
「休み明けがあまり動くのが得意な馬ではないんですけれども、今日の返し馬の雰囲気からして今日は走れそうだなという感触を得ることが、それ通りの内容で走ってくることが出来ました。外枠からリズム良く、自分のリズムで競馬をしながらというとこであの位置に収まったんですけど、頭数も少ないですし、特に苦労するところは何もなかったです。今日は動けそうな雰囲気がある中で直線向いてからの手応えもしっかりと良い手応えで、これなら楽に前を捕まえられるなという雰囲気だったので、急ぐことなくゆっくりと、ただテイエムサウスダンもしっかりとした走りでなかなかしぶとかったので、最後は少し動かして前に出ることを求めてのゴールでした。何よりはこの馬がこの馬自身が目指すべきところに無事に向かっていけることが1番だと思いますので、ここを無事に終えたことが何よりです。僕はこうして大事な馬の依頼をいただいて、こうしてレッドルゼルが結果を出してくれたことで、今日の仕事を一つ終えることが出来ましたので、これからも自分に与えられた仕事を一つ一つ全うしていきたいなという思いです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
5日、大井競馬場で行われた11R・東京盃(Jpn2・3歳上オープン・ダ1200m)は、川田将雅騎乗の1番人気、レッドルゼル(牡6・栗東・安田隆行)が快勝した。1馬身差の2着に3番人気のテイエムサウスダン(牡5・美浦・蛯名正義)、3着に2番人気のオーロラテソーロ(牡5・美浦・畠山吉宏)が入った。勝ちタイムは1:10.6(稍重)。
JBCスプリント優先権獲得
大外から鮮やかな差し切りだった。1番人気に支持された川田将雅騎乗、レッドルゼルが見事な差し脚を披露。58キロを背負うも、ここでは能力が違うと言わんばかりの差し切りVで、2年連続JBCスプリント制覇へ向けて、視界良好と言える勝ちっぷりだった。この勝利でJBCスプリント(11月3日・盛岡)への優先出走権を獲得した。
レッドルゼル 22戦9勝
(牡6・栗東・安田隆行)
父:ロードカナロア
母:フレンチノワール
母父:フレンチデピュティ
馬主:東京ホースレーシング
生産者:社台ファーム
【全着順】
1着 レッドルゼル
2着 テイエムサウスダン
3着 オーロラテソーロ
4着 スマートダンディー
5着 ギシギシ
6着 ケイアイターコイズ
7着 クルセイズスピリツ
8着 ヴァルラーム
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