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【凱旋門賞】栗田徹師「条件の違うタイプの馬を連れてこないとしんどい」タイトルホルダーは11着

海外競馬

2022/10/3 12:00

凱旋門賞・タイトルホルダー (C)Hiroki Homma

 果敢にハナを切り、押し切る競馬を試みたが、直線では勝ち馬に並ばれると手応えが全く違い、ラスト300m付近まで抵抗するのが精一杯だった。

栗田徹調教師
「(馬の状態は)良いと思いました。思い切って行った結果がこれだったので、残念ですけど力は出し切ったんじゃないかなと思います。(上がってきてからの馬の様子は?)走りきった感はありましたね。(横山和生騎手は)最後やっぱりちょっとしんどかったかなという話で、ただ、自分の形は出来たし、イキも入れて走れたのでやれることはやりましたということでした。(敗因は)馬場状態もあるでしょうし、なかなか日本の重い馬場とは違う感じは分かっていたんですけども、どこまでこなしてくれるかというとこがこのラインなので、相当別のタイプの馬を連れてくるか、本当に条件の違う馬を連れてくるかしないとちょっとしんどいんじゃないかなと思います。今回残念な結果になりましたけども、本当に遅くまで応援してくれてありがとうございます。また頑張ります」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 2日、パリロンシャン競馬場で行われた、第101回・凱旋門賞(G1・3歳上牡牝・芝2400m)で、2番人気のL.モリス騎乗、アルピニスタ(牝5・英・M.プレスコット)が勝利した。2着にヴァデニ(牡3・仏・JC.ルジェ)、3着にトルカータータッソ(牡5・独・M.ヴァイス)が入った。勝ちタイムは2:35.71(重)。

 日本から参戦したタイトルホルダー(牡4・美浦・栗田徹)は11着、ドウデュース(牡3・栗東・友道康夫)は19着、ステイフーリッシュ(牡7・栗東・矢作芳人)は14着、ディープボンド(牡5・栗東・大久保龍志)は18着敗退。

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今年も日本勢の悲願はならず

凱旋門賞・アルピニスタ (C)Hiroki Homma

 第101回凱旋門賞に日本から4頭が出走し、残念ながら今年も悲願達成とはならなかった。牝馬が強いと言われているこのレースで今年も5歳牝馬のアルピニスタが抜け出して快勝。直前の大雨で泥んこの馬場に。非常に厳しいコンディションとなり、直線で見せ場を作ることは出来なかった。

【全着順】
1着 アルピニスタ(英)
2着 ヴァデニ(仏)
3着 トルカータータッソ(独)
4着 アルハキーム(仏)
5着 グランドグローリー(仏)
6着 ウエストオーバー(英)
7着 ルクセンブルク(愛)
8着 ブルーム(愛)
9着 アレンカー(英)
10着 オネスト(仏)
11着 タイトルホルダー(日)
12着 メンドシーノ(独)
13着 ミシュリフ(英)
14着 ステイフーリッシュ(日)
15着 マレオーストラリス(仏)
16着 シリウェイ(仏)
17着 バブルギフト(仏)
18着 ディープボンド(日)
19着 ドウデュース(日)
20着 モスターダフ(英)

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