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【凱旋門賞】友道師「直前の雨が堪えた」ダービー馬 ドウデュースが19着

海外競馬

2022/10/3 12:00

友道康夫調教師 (C)Hiroki Homma

 前走のニエル賞でも馬場を気にしての敗戦。夜から降り続いた雨に加えて、直前の大雨では更に厳しい状況に追い込まれたが、日本のダービー馬でも対応は不可能だった。

友道康夫調教師
「やっぱり馬場のせいにはしたくないんですけれども、やはり直前の雨が堪えましたよね。(前走は)結果4着でもうちょっと頑張ってくれるかなという気はありましたけども、すごく馬場も気にしていたということだったので前走は、そういうのも影響したのかなと思っています。今回も前回使って、馬の具合はすごく良かったと豊ジョッキーも言ってくれたので、こっちの予定通り1回使って本番の凱旋門賞に向けて良い形で来れたとは思います。最後まで真剣に追ってなかったと思うので、豊くんもね。全身はドロドロでしたけど、息づかいとかはそんなにしんどそうじゃなかったですね。とりあえず、木曜日の日にこっちを出発して日本に向かうんですけど、帰ってから馬の状態をみて、次を考えたいと思います。日本は夜遅い時間だと思うんですけども、起きていただいて応援いただいたんですけども、今年も良い結果を報告出来なかったんですけども、また今年の教訓を来年に生かして挑戦して、いつかは日本馬で凱旋門賞を獲れるように頑張るので、それまで応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 2日、パリロンシャン競馬場で行われた、第101回・凱旋門賞(G1・3歳上牡牝・芝2400m)で、2番人気のL.モリス騎乗、アルピニスタ(牝5・英・M.プレスコット)が勝利した。2着にヴァデニ(牡3・仏・JC.ルジェ)、3着にトルカータータッソ(牡5・独・M.ヴァイス)が入った。勝ちタイムは2:35.71(重)。

 日本から参戦したタイトルホルダー(牡4・美浦・栗田徹)は11着、ドウデュース(牡3・栗東・友道康夫)は19着、ステイフーリッシュ(牡7・栗東・矢作芳人)は14着、ディープボンド(牡5・栗東・大久保龍志)は18着敗退。

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今年も日本勢の悲願はならず

 第101回凱旋門賞に日本から4頭が出走し、残念ながら今年も悲願達成とはならなかった。牝馬が強いと言われているこのレースで今年も5歳牝馬のアルピニスタが抜け出して快勝。直前の大雨で泥んこの馬場に。非常に厳しいコンディションとなり、直線で見せ場を作ることは出来なかった。

【全着順】
1着 アルピニスタ(英)
2着 ヴァデニ(仏)
3着 トルカータータッソ(独)
4着 アルハキーム(仏)
5着 グランドグローリー(仏)
6着 ウエストオーバー(英)
7着 ルクセンブルク(愛)
8着 ブルーム(愛)
9着 アレンカー(英)
10着 オネスト(仏)
11着 タイトルホルダー(日)
12着 メンドシーノ(独)
13着 ミシュリフ(英)
14着 ステイフーリッシュ(日)
15着 マレオーストラリス(仏)
16着 シリウェイ(仏)
17着 バブルギフト(仏)
18着 ディープボンド(日)
19着 ドウデュース(日)
20着 モスターダフ(英)

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