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【凱旋門賞】矢作師「単に力負け」ステイフーリッシュは14着
2022/10/3 12:00
ドーヴィル大賞から間隔をあけての挑戦となったステイフーリッシュだったが、試練の大外枠に加えて、雨の影響が大きくまったく歯が立たなかった。
14着 ステイフーリッシュ
C.ルメール騎手
「こういう馬場は勿体ないですね。レースの前も雨いっぱい降っていて、馬場が凄く走りにくくなりましたし、馬が全然動けなくて進んで行けなかったです。よく頑張ったけど、無理でした」
矢作芳人調教師
「単に力負けだと思います。日本馬全部がね。この馬場は分かっていることなので、それに対応出来るような四輪駆動の馬、力があって、スピードがあって、そういう馬を連れてくるようにこれから努力するだけです。(馬場のことは)分かっていたことなので、それを言い訳にはしたくないですね。(枠順も)20番だったからダメだったとは思わないですし。遅くまで応援していただいたのになかなか結果が残せず、ただ今日の経験でまた新たな挑戦をしたいなという思いが余計に強くなりましたので、もっと努力します。また応援してください」
レース結果、詳細は下記のとおり。
2日、パリロンシャン競馬場で行われた、第101回・凱旋門賞(G1・3歳上牡牝・芝2400m)で、2番人気のL.モリス騎乗、アルピニスタ(牝5・英・M.プレスコット)が勝利した。2着にヴァデニ(牡3・仏・JC.ルジェ)、3着にトルカータータッソ(牡5・独・M.ヴァイス)が入った。勝ちタイムは2:35.71(重)。
日本から参戦したタイトルホルダー(牡4・美浦・栗田徹)は11着、ドウデュース(牡3・栗東・友道康夫)は19着、ステイフーリッシュ(牡7・栗東・矢作芳人)は14着、ディープボンド(牡5・栗東・大久保龍志)は18着敗退。
今年も日本勢の悲願はならず
第101回凱旋門賞に日本から4頭が出走し、残念ながら今年も悲願達成とはならなかった。牝馬が強いと言われているこのレースで今年も5歳牝馬のアルピニスタが抜け出して快勝。直前の大雨で泥んこの馬場に。非常に厳しいコンディションとなり、直線で見せ場を作ることは出来なかった。
【全着順】
1着 アルピニスタ(英)
2着 ヴァデニ(仏)
3着 トルカータータッソ(独)
4着 アルハキーム(仏)
5着 グランドグローリー(仏)
6着 ウエストオーバー(英)
7着 ルクセンブルク(愛)
8着 ブルーム(愛)
9着 アレンカー(英)
10着 オネスト(仏)
11着 タイトルホルダー(日)
12着 メンドシーノ(独)
13着 ミシュリフ(英)
14着 ステイフーリッシュ(日)
15着 マレオーストラリス(仏)
16着 シリウェイ(仏)
17着 バブルギフト(仏)
18着 ディープボンド(日)
19着 ドウデュース(日)
20着 モスターダフ(英)
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