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【スプリンターズS】荻野極「ジャンダルムに感謝」古豪ジャンダルムがG1初制覇

中央競馬

2022/10/2 20:30

スプリンターズステークス (C)Toshiyuki Miki

 2日、中山競馬場で行われたG1・スプリンターズステークスは、8番人気の伏兵ジャンダルムが抜け出して人馬共に嬉しいG1初制覇を飾った。

スプリンターズステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ジャンダルム
荻野極騎手
「ジャンダルムに感謝の気持ちでいっぱいですし、関係者の皆様にも感謝したいです。内心すごく嬉しくて、やはり感謝の気持ちだけですね。非常に良い枠を確保することが出来て、課題だったスタートもこなしてくれましたし、道中直線とすごくスムーズに運べました。手応え通りしっかり伸びてくれましたし、ラストも凌いでくれたのでジャンダルムの力を発揮出来たなと思います。(後続馬の追い上げは)雰囲気だけでは感じ取れましたけど、もう力を発揮することでいっぱいでした。僕自身初G1を獲らせていただいて、ジャンダルムも良い競馬をしてくれましたし、そして乗せてくださったオーナー、調教師の皆様、応援してくださったファンの皆様に感謝して獲ることが出来ました。今後はより気を引き締めてもっと技術的にも磨きをかけていきたいと思いますので、これからもどうぞ応援の程よろしくお願いいたします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 2日、中山11Rで行われた第56回スプリンターズステークス(3歳上オープン・G1・芝1200m・16頭立て・1着賞金=1億7000万円)は、荻野極騎乗の8番人気、ジャンダルム(牡7・栗東・池江泰寿)が勝利。嬉しいG1初制覇を飾った。勝ちタイムは1分7秒8(良)。

 2着に7番人気のウインマーベル(牡3・美浦・深山雅史)、3着に5番人気のナランフレグ(牡6・美浦・宗像義忠)が入った。

人馬共にG1初制覇

 人気馬を凌いでジャンダルムが堂々と抜け出した。道中は好位3番手付近を追走して抜群の手応えで進出。直線入口から堂々先頭に立ち、押し切りを図ると後続の追撃をクビ差凌いでゴールした。

 スプリンターズステークスを勝ったジャンダルムは、父Kitten’sJoy、母Believe、母の父Sunday Silenceという血統。米・North Hills Co. Limitedの生産馬で、馬主は前田幸治氏。通算成績は29戦7勝。重賞は17年デイリー杯2歳ステークス(G2)、22年オーシャンステークス(G3)に次いで3勝目。鞍上の荻野極騎手、管理する池江泰寿調教師は同レース初勝利。

【全着順】
1着 ジャンダルム 荻野極
2着 ウインマーベル 松山弘平
3着 ナランフレグ 丸田恭介
4着 ダイアトニック 岩田康誠
5着 ナムラクレア 浜中俊
6着 エイティーンガール 秋山真一郎
7着 トゥラヴェスーラ 鮫島克駿
8着 マリアズハート 菊沢一樹
9着 シュネルマイスター 横山武史
10着 ファストフォース 団野大成
11着 ヴェントヴォーチェ 西村淳也
12着 メイショウミモザ 丹内祐次
13着 タイセイビジョン 福永祐一
14着 メイケイエール 池添謙一
15着 テイエムスパーダ 国分恭介
16着 ラヴィングアンサー 菱田裕二

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