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【オールカマー】横山武「走ってしまえば優等生」ジェラルディーナが重賞初制覇
2022/9/25 21:50
25日、中山競馬場で行われたG2・オールカマーは、5番人気のジェラルディーナが力強く抜け出して重賞初制覇を飾った。三冠牝馬のデアリングタクトは6着に敗れた。このレースの1着馬には天皇賞・秋(10月30日・東京・G1・芝2000m)への優先出走権が与えられる。
オールカマー、勝利ジョッキーコメント
1着 ジェラルディーナ
横山武史騎手
「去年に引き続き、沢山良い馬に乗せていただいている中で、自分としては良い結果を出せなくて乗せていただいた方、応援していただいた方に本当に申し訳ない気持ちだったので、ちょっと遅いですけど、こうやって結果を出すことが出来て本当に嬉しく思います。前走乗っていた祐一さんとも話して、馬の癖だったり特徴だったりを生かして、その話を聞いた中でこの枠でどういう競馬がいいかなと自分なりに考えて理想的なポジションで競馬をすることが出来ましたし、最後の伸びは僕が思っている以上に良い伸びをしてくれました。ちょっと最後直線狭いところだったんですけど、よくこじ開けてくれたと思いますし、抜け出してからもしっかり走ってくれたので、本当に馬の頑張りに感謝です。馬場に向かうまで、馬場入ってからちょっとテンション高いのが今後も課題だと思いますけど、スタートをきってからはすごく優等生で真面目ですし、ちょっと距離的にも折り合いを心配していたんですけど、全然そんなことなかったので、走ってしまえば本当に優等生でそこが強みだと思います。まだまだ若い女の子ですし、成長出来る部分沢山あると思います。僕自身がそれをもっと生かした競馬が出来れば更に良いのかなと思うので、僕自身もっと成長して頑張っていきたいと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
25日、中山競馬場で行われた11R・オールカマー(G2・3歳上オープン・芝2200m)は、横山武史騎乗の5番人気、ジェラルディーナ(牝4・栗東・斉藤崇史)が快勝した。1.1/2馬身差の2着にロバートソンキー(牡5・美浦・林徹)、3着にウインキートス(牝5・美浦・宗像義忠)が入った。勝ちタイムは2:12.7(良)。
1番人気で松山弘平騎乗、デアリングタクト(牝5・栗東・杉山晴紀)は6着、2番人気で川田将雅騎乗、ソーヴァリアント(牡4・美浦・大竹正博)は13着、3番人気で戸崎圭太騎乗、ヴェルトライゼンデ(牡5・栗東・池江泰寿)は7着敗退。
デアリングタクトは6着
5番人気に支持された横山武史騎乗、ジェラルディーナが嬉しい重賞初制覇を飾った。4歳牝馬のジェラルディーナが力強い走りで抜け出した。道中は終始内々を回るロスのない運びで、直線でも内から馬群を割るように差し脚を伸ばした。ラストは後続に1馬身半差をつけての完勝だった。1番人気の三冠牝馬、デアリングタクトは6着に敗れた。
ジェラルディーナ 15戦5勝
(牝4・栗東・斉藤崇史)
父:モーリス
母:ジェンティルドンナ
母父:ディープインパクト
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ジェラルディーナ
2着 ロバートソンキー
3着 ウインキートス
4着 バビット
5着 テーオーロイヤル
6着 デアリングタクト
7着 ヴェルトライゼンデ
8着 クレッシェンドラヴ
9着 フライライクバード
10着 キングオブドラゴン
11着 クリスタルブラック
12着 アドマイヤアルバ
13着 ソーヴァリアント
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