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【ローズS】川田「本番は更に良い状態でという感触」アートハウスが重賞初制覇
2022/9/18 21:50
18日、中京競馬場で行われた秋華賞トライアルG2・ローズステークスは、1番人気のアートハウスが秋初戦を制し、嬉しい重賞初制覇を飾った。直線半ばから先頭に立ち、後続を振り切る横綱相撲だった。
ローズステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 アートハウス
川田将雅騎手
「色々と春オークスは上手いこといかなかったので、それを改善しながらのここで、まず結果が出たということを有り難く思います。リズム良く前半進んで行く中で、自然と取れたポジションがあそこでしたので、そこで我慢出来るようにというのをやってきました。最後迫ってはきましたけど、とても良い内容で直線を走っていたので、捕まることはないなという感触でした。やはりオークスの時に良いバランスを保つことが出来ず、走りのバランスが崩れてしまったことで結果を伴うことが出来なかったなか、そこを大事にケアしながらここまで歩んできて、ある程度は改善出来たことでこの結果を得ることが出来ていますが、もっと良くなるように過ごしていきたいなというところです。この感じで行けば本番は更に良い状態で迎えるんじゃないかという感触を得ることが出来ましたし、しっかりと準備をして2冠馬に胸を張って挑めるような状態で秋華賞を迎えたいなと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
18日、中京競馬場で行われた11R・ローズステークス(G2・3歳オープン・牝・芝2000m)は、川田将雅騎乗の1番人気、アートハウス(牝3・栗東・中内田充正)が勝利した。1/2馬身差の2着に2番人気のサリエラ(牝3・美浦・国枝栄)、3着にエグランタイン(牝3・栗東・笹田和秀)が入った。勝ちタイムは1:58.5(良)。
3番人気で福永祐一騎乗、セントカメリア(牝3・栗東・高野友和)は、9着敗退。
直線半ばから堂々先頭へ
1番人気に支持された川田将雅騎乗、アートハウスが重賞初制覇を飾り、秋華賞への優先出走権を獲得した。道中はやや行きたがるような雰囲気を見せながらも好位を追走、勝負どころでも手応え良く直線に向くと、馬場の三分どころから堂々先頭に立ち、ゴール前で鋭く追い込んだサリエラを半馬身振り切ってゴールした。このレースの1着〜3着馬には秋華賞(10月16日・G1・阪神・芝2000m)への優先出走権が与えられる。
アートハウス 5戦3勝
(牝3・栗東・中内田充正)
父:スクリーンヒーロー
母:パールコード
母父:ヴィクトワールピサ
馬主:H.H.シェイク・ファハド
生産者:三嶋牧場
【全着順】
1着 アートハウス
2着 サリエラ
3着 エグランタイン
4着 ラリュエル
5着 メモリーレゾン
6着 ルージュリナージュ
7着 マイシンフォニー
8着 ヒヅルジョウ
9着 セントカメリア
10着 ヴァンルーラー
11着 パーソナルハイ
12着 ベリーヴィーナス
13着 ブルトンクール
14着 ミナモトフェイス
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