10日、中山競馬場で行われたG3・紫苑ステークスは、1番人気のスタニングローズが快勝。オークス2着以来の復帰戦を制した。このレースの1〜3着馬には秋華賞（10月16日・G1・阪神・芝2000m）への優先出走権が与えられる。

紫苑ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着　スタニングローズ
坂井瑠星騎手
「ホッとしたというのが1番の気持ちです。先生と事前相談して、今日の馬場傾向も考えてある程度良いポジションから運べたらいいねというのを話をしていたんですけど、最終的には任せていただいていたので、自分の感覚で乗りました。春に一度乗せていただいた時より折り合いに進境を感じたので、その辺良くなっているなというのを感じながら道中進んでいました。反応も素晴らしかったですし、もっと楽に交わせるかなというのはあったんですけど、そこは休み明けの分モタモタした感じはありましたが、次はもっと良くなるんじゃないかなって思います。G1を経験して精神的にすごくどっしりしましたし、数字が示しているように身体も大きくなって心身共に成長していると思います。春は僕は騎乗してなかったんですけど、G1で2着と惜しいところまできてたので、何とかスタニングローズとG1を獲りたいなと思っています。今日は前哨戦という中で一番良い形で終えることが出来て、次はもっと良くなると思うので、今後とも応援のほどよろしくお願いします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　10日、中山競馬場で行われた11R・紫苑ステークス（G3・3歳オープン・牝・芝2000m）は、坂井瑠星騎乗の1番人気、スタニングローズ（牝3・栗東・高野友和）が勝利した。クビ差の2着に2番人気のサウンドビバーチェ（牝3・栗東・高柳大輔）、3着にライラック（牝3・美浦・相沢郁）が入った。勝ちタイムは1:59.9（良）。

　3番人気でM.デムーロ騎乗、サークルオブライフ（牝3・美浦・国枝栄）は、4着敗退。

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