スプリングＳ木曜追い切り情報サトノアレス

昨年の２歳チャンピオン・サトノアレス（牡３、藤沢和）がここから始動。当初
は水曜に追われる予定だったが、降雨による馬場悪化を考慮して木曜（１６日）追いとなった。

南ウッドで僚馬２頭（ダノンゴールド、シャドウチェイサー）を追走。直線で最内から差を詰め、ゴール地点では半馬身遅れる形になったが、これは予定通り。藤沢和調教師は「早く馬体を並べると（前に）出てしまうからね。これでいい」と納得の表情。実際、動きには躍動感があり、ゴールを過ぎてからは並ぶ間もなくパートナーを交わし去っていた（５Ｆ６６・８?５１・６?３７・８?１２・４秒）。

トレーナーは「いい休養ができてすごく馬が良くなっている。体は１０キロくらい増えているんじゃないかな。立ち回りの上手なタイプで、未勝利戦ながら１８００メートルでも勝っている。春の使い出しとしては申し分ないね」と、皐月賞へ向けて好発進を約束した。