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【エルムS】丹内「勝負根性を信じた」フルデプスリーダーが重賞初制覇
2022/8/7 21:49
7日、札幌競馬場で行われたG3・エルムステークスは、9番人気の伏兵、フルデプスリーダーが快勝。前走、函館のマリーンSを勝利しており、ここでも通用する下地は十分にあった。
エルムステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 フルデプスリーダー
丹内祐次騎手
「気配は良くて、1回追い切りも乗せていただいて感じは掴んでいたので自信はありました。ゲートだけ集中していたんですけど、1回立ったりちょっとヒヤヒヤしたんですけど、上手くリカバリー出来て良い位置取れたのでそれが勝因です。手応えも良かったので、外もたれて行って道も空いたので、あとはもうこの馬の勝負根性を信じて頑張りました。初めて乗ったんですけど、武史くんから色々聞いていたので不安もなく、勝てて良かったです。北の大地には僕強いのでね、これからも応援のほうよろしくお願いします」
レース結果、詳細は下記のとおり。
7日、札幌競馬場で行われた11R・エルムステークス(G3・3歳上オープン・ダ1700m)は、丹内祐次騎乗の9番人気、フルデプスリーダー(牡5・美浦・斎藤誠)が勝利した。クビ差の2着にウェルドーン(牝4・栗東・角田晃一)、3着に2番人気のオメガレインボー(牡6・栗東・安田翔伍)が入った。勝ちタイムは1:44.2(良)。
1番人気で水口優也騎乗、ブラッティーキッド(牡4・栗東・中尾秀正)は4着、3番人気で菱田裕二騎乗、アイオライト(牡5・美浦・武藤善則)は8着敗退。
ブラッティーキッドは連勝途絶える
9番人気の伏兵、フルデプスリーダーが嬉しい重賞初制覇を飾った。レースでは前半から押していく形で、コーナーワークを使って先団やや後ろにポジショニング。馬群の中をスルスルと捌いていき、勝負どころでもじわじわと進出。直線では先に抜け出した武豊ウェルドーンを目掛けてしぶとく伸び、ゴール寸前できっちり差し切った。1番人気に支持された8連勝中のブラッティーキッドは4着に敗れた。
フルデプスリーダー 25戦6勝
(牡5・美浦・斎藤誠)
父:ヘニーヒューズ
母:ファーストチェア
母父:ジャングルポケット
馬主:小田吉男
生産者:村田牧場
【全着順】
1着 フルデプスリーダー
2着 ウェルドーン
3着 オメガレインボー
4着 ブラッティーキッド
5着 ロードレガリス
6着 ヒストリーメイカー
7着 ブラックアーメット
8着 アイオライト
9着 スワーヴアラミス
10着 バティスティーニ
11着 ダンツキャッスル
12着 アメリカンシード
13着 ロードエクレール
14着 ダノンファラオ
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