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【アイビスSD】杉原「理想通りのポジション」ビリーバーと共に重賞初V

中央競馬

2022/7/31 21:50

(C)競馬のおはなし

 31日、新潟競馬場で行われたG3・アイビスサマーダッシュは、7番人気のビリーバーが差し切りV、杉原誠人騎手、管理する石毛善彦調教師、馬主のミルファームは揃って重賞初制覇。また、モンテロッソ産駒もJRA重賞初勝利。女性騎手対決で注目された、藤田菜七子騎乗、スティクス馬5着、今村聖奈騎乗、オヌシナニモノは15着に敗れた。

アイビスSD、勝利ジョッキーコメント
1着 ビリーバー
杉原誠人騎手
「枠順が良かったですし、いつも以上にスタートも速くて、本当に僕の理想通りのポジションが楽に獲れて、道中も引っ張った切りというか馬なりで運べていましたし、あとは何とか開いてくれと思っていたところで、上手く開いてくれて抜けれて良かったです。(重賞初制覇まで)時間はかかりましたけど、藤沢先生が引退されてフリーになって1年目で、心機一転何とか自分なりにしていこうというところで勝てたのは非常に大きいですし、これからまだまだ頑張っていきたいと思います。いつも乗せていただいている厩舎で、先生もそうですけどオーナーも多分何とかJRAの重賞をというところだと思うので、まず抽選に入ったことで運を使っちゃったかなと思ったんですけど、それでも16番引けたしまだまだ何かあるんじゃないかなと期待を込めて乗っていました。7歳でけっこう数を重ねていますけど、いつも一生懸命走ってくれる馬で本当に頭の下がる思いです。残り何戦するか分からないですけど、全力で重賞勝ち馬として頑張ってもらいたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 31日、新潟競馬場で行われた11R・アイビスサマーダッシュ(G3・3歳上オープン・芝1000m)は、杉原誠人騎乗の7番人気、ビリーバー(牝7・美浦・石毛善彦)が快勝した。1馬身差の2着に2番人気のシンシティ(牝5・栗東・木原一良)、3着にロードベイリーフ(牡5・栗東・森田直行)が入った。勝ちタイムは0:54.4(良)。

 1番人気で福永祐一騎乗、ヴェントヴォーチェ(牡5・栗東・牧浦充徳)は9着、3番人気で松山弘平騎乗、トキメキ(牝5・美浦・斎藤誠)は11着敗退。

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内外に大きく広がる

(C)競馬のおはなし

 杉原誠人騎乗、7番人気のビリーバーが差し切って、人馬ともに嬉しい重賞初制覇を飾った。隊列は内ラチ、外ラチに大きく広がる展開となり、激しい先行争いを繰り広げた。ビリーバーは後方からを選択し末脚を温存。馬群を上手く捌いてじっくりと機を伺い、ラスト100m付近から先頭に立って杉原騎手渾身のガッツポーズでゴールした。

ビリーバー 45戦5勝
(牝7・美浦・石毛善彦)
父:モンテロッソ
母:デイドリーマー
母父:ネオユニヴァース
馬主:ミルファーム
生産者:ミルファーム

【全着順】
1着 ビリーバー 杉原誠人
2着 シンシティ 富田暁
3着 ロードベイリーフ 西村淳也
4着 レジェーロ 団野大成
5着 スティクス 藤田菜七子
6着 オールアットワンス 石川裕紀人
7着 マリアズハート 菊沢一樹
8着 マウンテンムスメ M.デムーロ
9着 ヴェントヴォーチェ 福永祐一
10着 ライオンボス 坂井瑠星
11着 トキメキ 松山弘平
12着 キタイ 木幡巧也
13着 ジュニパーベリー 嶋田純次
14着 パーティナシティ 岩田望来
15着 オヌシナニモノ 今村聖奈
16着 クリスティ 松若風馬
17着 アヌラーダプラ C.ホー
18着 トウショウピスト 江田照男

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