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【七夕賞】田中勝「今までで一番いいスタート」エヒトが重賞初制覇

中央競馬

2022/7/10 21:50

(C)競馬のおはなし

 10日、福島競馬場で行われたG3・七夕賞は、田中勝春騎乗のエヒトが重賞初制覇、他馬を寄せつけない走りを見せての完勝劇だった。

七夕賞、勝利ジョッキーコメント
1着 エヒト
田中勝春騎手
「調子も良いと聞いていたので、外枠も良かったのかもしれません。いつになく良いスタートを切れたので、すんなり良い位置に付けられて、3コーナー過ぎて勝負どころからも馬なりで上がったので、行けそうだなと思いました。先行有利だなと思っていたんですけど、いつもの競馬だったらもうちょっと後ろの位置取りになっていましたが、今日は今までで一番良いスタートを切れたんじゃないかなと思います。抜群に良い手応えでした。良いペースだったので伸びるか伸びないかは分からないけど、良い反応をしてくれたので大体勝てるなと思いました。ピンポイントでしか乗ってないんですけど、オープンになって力は付けてきているなと思っていましたし、新馬当時からすごく良い馬だという感じはしていました。まだまだ緩いところもあるので、これからまた力が付いてもう一段階パワーアップしてくれたら楽しみが増えるんじゃないですかね。また応援してください」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10日、福島競馬場で行われた11R・七夕賞(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝2000m)は、田中勝春騎乗の6番人気、エヒト(牡5・栗東・森秀行)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に1番人気のヒートオンビート(牡5・栗東・友道康夫)、3着に2番人気のアンティシペイト(牡5・美浦・国枝栄)が入った。勝ちタイムは1:57.8(良)。

 3番人気でM.デムーロ騎乗、ヒュミドール(せん6・美浦・小手川準)は、5着敗退。

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福島初参戦

 6番人気に支持された田中勝春騎乗、エヒトがアッと言わせる走りを見せて重賞初制覇を飾った。レースでは前が飛ばしていく中、離れた6番手付近で流れに乗ると、勝負どころでも行きっぷり良くグングン進出。直線でも後続を突き放してあっという間に先頭に立ち、2.1/2馬身差の圧勝で重賞初制覇となった。

エヒト 21戦5勝
(牡5・栗東・森秀行)
父:ルーラーシップ
母:ヒーラ
母父:ディープインパクト
馬主:平井裕
生産者:白井牧場

【全着順】
1着 エヒト
2着 ヒートオンビート
3着 アンティシペイト
4着 エヴァーガーデン
5着 ヒュミドール
6着 ヴァンケドミンゴ
7着 モズナガレボシ
8着 ヤマニンデンファレ
9着 プリマヴィスタ
10着 フォルコメン
11着 ショウナンバルディ
12着 ロザムール
13着 シークレットラン
14着 マウントゴールド
15着 レッドジェネシス
16着 トーラスジェミニ

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