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【関東オークス】新谷師「位置は理想通り」グランブリッジが重賞初V
2022/6/15 21:30
15日、川崎競馬場で行われた交流G2・関東オークスは、4番人気のグランブリッジが抜け出して快勝。後続に3馬身差ときっちり能力を発揮した。同馬を管理する新谷調教師は次走について「ブリーダーズGC(8月11日・門別・交流G3・ダ2000m)を予定している」と話した。
1着 グランブリッジ
新谷功一調教師
「(デビューから変わった点は)一戦ずつ力強く競馬をこなしてくれることですね。前走の1800mの阪神をこなしたのが、このレースに繋がる強みだったと思います。まずやはり、距離の方が心配していましたし、小回りの1周半っていう競馬がどんな結果を生むかと不安はもちろんありました。ただ、馬の状態自体は良かったので、それが上手くいけばいいなと思っていました。小沢騎手によってここまで勝ち上がってくれたっていう思いもありましたけども、運が悪かったというか、地方交流のレースに乗った事がなかったので、福永騎手は経験もありますし、この川崎競馬場も経験していますし、そういう観点から今回は福永騎手に依頼しました。位置取りは思った以上に理想通りでしたね。理想を上回るぐらい良い位置取れました。真後ろに入ることで馬が息入れられるので、その点でも良いなと思っていました。今回賞金加算できたということによって、地方交流の牝馬限定の重賞というのも狙いやすくなったので、そういうところを選択しながら挑んでいきたいと考えています。(様子を見ながら秋はJBCレディスクラシックであるとかそういうところですかね?)そうですね。最初の頃は小柄な馬で華奢な馬だったんですけども、調教を積んで競走毎に強くなっていく姿をこういう場で披露出来たのは嬉しく思います。今後とも応援よろしくお願いします」
レース結果、詳細は下記のとおり。
15日、川崎競馬場で行われた11R・関東オークス(Jpn2・3歳オープン・牝・ダ2100m)は、福永祐一騎乗の4番人気、グランブリッジ(牝3・栗東・新谷功一)が快勝した。3馬身差の2着にラブパイロー(牝3・美浦・大和田成)、3着に1番人気のスピーディキック(牝3・浦和・藤原智行)が入った。勝ちタイムは2:16.3(稍重)。
2番人気でD.レーン騎乗、ドライゼ(牝3・栗東・須貝尚介)は5着、3番人気でC.ルメール騎乗、リッキーマジック(牝3・美浦・加藤征弘)は7着敗退。
シニスターミニスター産駒
4番人気に支持された福永祐一騎乗、グランブリッジが嬉しい重賞初制覇を飾った。道中は逃げ馬を見ながら手応え良く追走し、直線では粘るラブパイローを目掛けて猛追。脚色は明らかに違い、楽々交わして3馬身差の完勝だった。
グランブリッジ 6戦3勝
(牝3・栗東・新谷功一)
父:シニスターミニスター
母:ディレットリーチェ
母父:ダイワメジャー
馬主:サイプレスホールディングス
生産者:金舛幸夫
【全着順】
1着 グランブリッジ
2着 ラブパイロー
3着 スピーディキック
4着 トキノゴールド
5着 ドライゼ
6着 ソレイユスマイル
7着 リッキーマジック
8着 サンオルソーライズ
9着 ティーズハクア
10着 コーミズアムール
11着 グラーツィア
12着 ケウ
13着 クレールアドレ
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