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【安田記念】池添謙「最後グイッとひと伸び」ソングラインがG1初制覇

中央競馬

2022/6/5 21:50

(C)Yushi Machida

 5日、東京競馬場で行われたG1・安田記念は、4番人気のソングラインが接戦から抜け出し嬉しいG1初制覇。ゴール前の混戦を断ち、好メンバーが揃ったこの一戦を見事に制した。このレースの1着馬にはブリーダーズカップマイル(アメリカ)への優先出走権が与えられる。

安田記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ソングライン
池添謙一騎手
「何とかこの馬でG1のタイトルをと思っていましたし、本当に厩舎の期待っていう部分もそれに応えたい一心で本当にそれだけ考えて騎乗したんですけど、それにソングラインがしっかり応えてくれました。中2週でキツいローテーションだったんですけど、厩舎の方もしっかり攻めて追い切りも消化して、それにソングラインが耐えてくれましたし、今日も本当によく頑張ってくれたと思います。ゲートを良い形でスタート切ってくれたので、ポジションを取りに行きたいなと思っていたんですけど、サリオスが外にいたのでこの馬の動きでどうしようかと考えていました。そこはちょっと我慢させる判断をとって、サリオスの後ろで道中はつけて行ったんですけど、前回が本当に上手く乗れなかったので、この馬の持ち味をしっかり出していこうとは思っていました。4角手前から動かして行ったんですけど、直線もステッキに応えてくれましたし、よく頑張って伸びてくれたと思います。最後グイっとひと伸びしてくれたので、勝ったとは思って本当に嬉しさがこみ上げてきました。ソングラインと林厩舎でG1を一緒に獲りたいって思っていましたし、その期待に応えたい、そこだけだったので、今日本当に獲ることが出来て嬉しく思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 5日、東京競馬場で行われた11R・安田記念(G1・3歳上オープン・芝1600m)は、池添謙一騎乗の4番人気、ソングライン(牝4・美浦・林徹)が勝利した。クビ差の2着に2番人気のシュネルマイスター(牡4・美浦・手塚貴久)、3着にサリオス(牡5・美浦・堀宣行)が入った。勝ちタイムは1:32.3(良)。

 1番人気で田辺裕信騎乗、イルーシヴパンサー(牡4・美浦・久保田貴士)は8着、3番人気で武豊騎乗、ファインルージュ(牝4・美浦・木村哲也)は5着敗退。

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ゴール前は大混戦

(C)Yushi Machida

 4番人気に支持された池添謙一騎乗、ソングラインが混戦の安田記念を制した。直線では馬場の外目から差し脚を伸ばして猛追。ゴール前ではずらりと横並びの追い比べとなり、クビ差抜け出したところがゴールだった。2着には同じサンデーレーシングのシュネルマイスター。

ソングライン 11戦5勝
(牝4・美浦・林徹)
父:キズナ
母:ルミナスパレード
母父:シンボリクリスエス
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ソングライン 池添謙一
2着 シュネルマイスター C.ルメール
3着 サリオス D.レーン
4着 セリフォス 藤岡佑介
5着 ファインルージュ 武豊
6着 ダノンザキッド 川田将雅
7着 エアロロノア 幸英明
8着 イルーシヴパンサー 田辺裕信
9着 ナランフレグ 丸田恭介
10着 ロータスランド M.デムーロ
11着 レシステンシア 横山武史
12着 ホウオウアマゾン 坂井瑠星
13着 ソウルラッシュ 浜中俊
14着 ダイアトニック 岩田康誠
15着 ヴァンドギャルド 岩田望来
16着 カラテ 菅原明良
17着 カフェファラオ 福永祐一
18着 カテドラル 戸崎圭太

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