22日、東京競馬場で行われた牝馬クラシック第二弾、G1・オークスは、桜花賞馬のスターズオンアースが見事に牝馬二冠を達成した。大外枠を克服して直線でも鮮やかな末脚が炸裂。牝馬三冠へ向けて期待が高まる。

オークス、レース後ジョッキーコメント
1着　スターズオンアース
C.ルメール騎手
「18番から大変なレースになりましたから、最初は優しく乗りたかった。最初から冷静に走ってくれましたし、最後すごく良い脚を使ってくれました。（距離は）彼女の血統はスタミナがありますので、距離は心配していませんでした。今日はすごく良い能力を見せた。1600mで勝って、2400mで勝って、だから2000mも勝つことが出来ると思います。改めて今日来てくれて本当にありがとうございます。僕はこのステージにちょっと久しぶりでお待たせしました（笑）本当にありがとうございました」

2着　スタニングローズ
D.レーン騎手
「とても良い馬です。瞬発力とスタミナを見せてくれましたが、G1馬に負けてしまいました」

3着　ナミュール
横山武史騎手
「折り合いが大事だと思っていたので返し馬から工夫をしました。折り合えば距離が持つことがわかりましたし、今後につながる内容でした」

4着　ピンハイ
高倉稜騎手
「どこかに潜りたいと思っていましたが、1番良いところを取ることが出来ました。折り合いも良く収穫の多いレースでした」

5着　プレサージュリフト
戸崎圭太騎手
「スタートはそれほど速くなかったのですが、二の脚で良い位置を取れました。最後はじりじりとした感じになりましたが頑張ってくれました」

【日本ダービー登録馬】ダノンベルーガなど22頭

アートハウスは伸びきれずに7着敗退…

7着　アートハウス
川田将雅騎手
「調教の段階からバランスの悪さを感じていたのですが、その通りの競馬になってしまいました。今日の精一杯の走りをしてくれたと思います」

9着　エリカヴィータ
福永祐一騎手
「返し馬からコンディションが良く、勝てるチャンスがあると思わせてくれましたが、繊細で気を使うところもあり、直線では余力がなかったです」

12着　サークルオブライフ
M.デムーロ騎手
「ゲートの中でイライラしていて出遅れてしまいました。最初から脚が出なくて最後も反応がありませんでした」

13着　ウォーターナビレラ
武豊騎手
「ゲートで待たされて突進してしまった。今日はそれが全てです」