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【オークス】ルメール「距離は心配してなかった」スターズオンアースが牝馬二冠

中央競馬

2022/5/22 21:50

(C)Yushi Machida

 22日、東京競馬場で行われた牝馬クラシック第二弾、G1・オークスは、桜花賞馬のスターズオンアースが見事に牝馬二冠を達成した。大外枠を克服して直線でも鮮やかな末脚が炸裂。牝馬三冠へ向けて期待が高まる。

オークス、勝利ジョッキーコメント
1着 スターズオンアース
C.ルメール騎手
「18番から大変なレースになりましたから、最初は優しく乗りたかった。最初から冷静に走ってくれましたし、最後すごく良い脚を使ってくれました。(距離は)彼女の血統はスタミナがありますので、距離は心配していませんでした。今日はすごく良い能力を見せた。1600mで勝って、2400mで勝って、だから2000mも勝つことが出来ると思います。改めて今日来てくれて本当にありがとうございます。僕はこのステージにちょっと久しぶりでお待たせしました(笑)本当にありがとうございました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 5月22日、東京11Rで行われた第83回オークス(3歳オープン牝・G1・芝2400m・18頭立て・1着賞金=1億4000万円)は、C.ルメール騎乗の3番人気、スターズオンアース(牝3・美浦・高柳瑞樹)が勝利し、桜花賞に次いで牝馬二冠を達成した。勝ちタイムは2分23秒9(良)。

 2着に10番人気のスタニングローズ(牝3・栗東・高野友和)、3着に4番人気のナミュール(牝3・栗東・高野友和)が入った。

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牝馬二冠を達成

(C)競馬のおはなし

 桜花賞馬スターズオンアースが見事に牝馬二冠を達成した。今回は川田将雅騎手がアートハウスを選択したため、C.ルメール騎手へスイッチ。試練の大外枠に入ったがソツのない騎乗で勝利に導いた。スタートからスムーズに中団の位置へつけると、直線では馬場の真ん中からひと伸び。ルメール騎手渾身のガッツポーズでゴールに飛び込んだ。

 鞍上のルメール騎手は「18番枠から大変なレースになりました。冷静に走ってくれましたし、最後凄くいい脚を使ってくれました」と喜びの声を届けた。

 オークスを勝ったスターズオンアースは、父ドゥラメンテ、母サザンスターズ、母の父Smart Strikeという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は社台レースホース。通算成績は7戦3勝。重賞は桜花賞(G1)に次いで2勝目。鞍上のC.ルメール騎手は同レース3勝目、管理する高柳瑞樹調教師は初勝利。

【全着順】
1着 スターズオンアース C.ルメール
2着 スタニングローズ D.レーン
3着 ナミュール 横山武史
4着 ピンハイ 高倉稜
5着 プレサージュリフト 戸崎圭太
6着 ルージュエヴァイユ 池添謙一
7着 アートハウス 川田将雅
8着 ニシノラブウインク 三浦皇成
9着 エリカヴィータ 福永祐一
10着 ベルクレスタ 吉田隼人
11着 ライラック 横山和生
12着 サークルオブライフ M.デムーロ
13着 ウォーターナビレラ 武豊
14着 シーグラス 松岡正海
15着 ラブパイロー 野中悠太郎
16着 パーソナルハイ 吉田豊
17着 ホウオウバニラ 横山典弘
競走除外 サウンドビバーチェ 石橋脩

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