15日に行われたG1・ヴィクトリアマイルは、白毛馬のアイドルホース、ソダシが復活の勝利。ワンターンの芝マイルで、これまで以上の強さを見せつける素晴らしい走りだった。

ヴィクトリアマイル、勝利ジョッキーコメント
1着　ソダシ
吉田隼人騎手
「だいぶ落ち着きがあって、返し馬の一歩目がほんとリラックスして下りたので、状態の良さは感じていたんですけど、それと反面ちょっといつもらしさが無いなっていうのはあったんですけど、でもゲート入ってしまったらやはりピリッとしましたね。抜群のスタートで良かったです。いつも前向きにハミをとってくれる馬なので、あとは自分がハイペースで突っこまないようにっていうのを気にしながら、ほんと良いリズムで運べたと思います。やはりマイルでスピードあるところを見せてくれていたので、終始もって溜める手応えもありましたし、追い出しての反応も良かったですね。今日はすごい豪華なメンバーだったので、どれだけやれるのかっていうのもありましたけど、いつもこの馬に乗るときはそれ以外のプレッシャーも感じているので、それを跳ね除けたっていう自分の勝ったぞ！っていう気持ちでいっぱいでした。あまり条件が噛み合わなくて、ダート使ったり、長いとこ使ったりしていたんですけど、やはりこういうマイルの距離を使えば強いメンバーでも良い勝負出来るので、これからまた頑張りますので、応援よろしくお願いします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　15日、東京競馬場で行われた11R・ヴィクトリアマイル（G1・4歳上オープン・牝・芝1600m）で4番人気、吉田隼人騎乗、ソダシ（牝4・栗東・須貝尚介）が快勝した。2馬身差の2着にファインルージュ（牝4・美浦・木村哲也）、3着にレシステンシア（牝5・栗東・松下武士）が入った。勝ちタイムは1:32.2（良）。

　1番人気で川田将雅騎乗、レイパパレ（牝5・栗東・高野友和）は12着、2番人気で池添謙一騎乗、ソングライン（牝4・美浦・林徹）は5着敗退。