16日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬戦（ダ1200m）で2番人気、川田将雅騎手騎乗、チュウワフライヤー（牝2・栗東・大久保龍志厩舎）が、2着にクビ差で快勝した。2着にアールロッソ（牝2・栗東・松下武士厩舎）、3着にアンビル（牡2・美浦・竹内正洋厩舎）。勝ちタイムは1:13.8（良）。

1番人気のマイネルメーア（牡2・栗東・西園正都厩舎）は11着敗退。

1着のチュウワフライヤーは装蹄師/西内荘担当馬で、競馬のおはなしサイト「装蹄の感触が良かった馬・土曜版」で取り上げた1頭だった。

なお、13番ゴールドラグーンは競争除外となっている。

直線の激しい追い比べをチュウワフライヤーが制してデビュー勝ちを収めた。スタートから押しながらのレースを進めて1番人気のマイネルメーアを見るような形で4.5番手の位置で運んだ。4コーナーを外目から進出し、直線で早めに抜け出しにかかると内でしぶとく差し返すアールロッソとの叩き合いとなり、頭前に出た所がゴールだった。人気のマイネルメーアは好スタートから先手争いに参加するも、ラストは力なく後退していった。