9日、東京競馬場で行われた5R・2歳新馬戦（芝1400m）で10番人気、石川裕紀人騎手騎乗、レノーア（牝2・美浦・相沢郁厩舎）が、2着にクビ差で快勝した。2着にエフティイーリス（牝2・美浦・金成貴史厩舎）、3着に2番人気のフェルシュテルケン（牡2・美浦・手塚貴久厩舎）。勝ちタイムは1:23.7（良）。

1番人気のグラナタス（牡2・美浦・鹿戸雄一厩舎）は4着敗退となった。

大混戦のゴール前を制したのは、スクリーンヒーローの仔、レノーアだった。バラついたスタートの中、ポンっとロケットスタートを決めた。ラチ沿いをゆっくりと下げて行き、人気のグラナタスなど先行勢を見る形でじっくりとレースを進めた。直線に向いてから割れた馬群の間から上手く大外へ持ち出しスパートを開始。ゴール前4頭横並びの大接戦となったが、最後はエフティマイアの仔、エフティイーリスを抑えて、外から見事に差し切った。