3日、東京競馬場で行われた6R・2歳新馬戦（芝1400m）で1番人気、M.デムーロ騎手騎乗、アカネサス（牝2・栗東・浅見秀一厩舎）が、2着にアタマ差で快勝した。2着にサワサワ（牝2・美浦・栗田徹厩舎）、3着にナタラディーヴァ（牝2・美浦・武藤善則厩舎）。勝ちタイムは1:23.7（良）。

2番人気のヘヴンズコーヴ（牡2・美浦・奥村武厩舎）は15着敗退。

1着のアカネサスは装蹄師/西内荘担当馬で、競馬のおはなしサイト「装蹄の感触が良かった馬・日曜版」で取り上げた1頭だった。

圧倒的人気のアカネサスが人気に応えるも、ヒヤヒヤのデビュー戦となった。ロケットスタートを決め、好位のインですんなりと収まったが、直線へ向いてから試練が待っていた。先行各馬も止まらず、前が開かない、外へ持ち出しても塞がれる、進路を探しながら道が開いたのは残り100m手前付近からだった。馬群を割って一気に脚を伸ばすと、ゴール寸前2着馬を捕らえて何とか勝ち取った勝利だった。