1番人気のウインゼノビアは直線外から良い脚色で伸びて来るも2着までとなった。勝ち馬とは斤量が2キロ差、内外の枠順の差もあり、すんなり先行されてあっさり押し切られたようにも見えたが、ウインゼノビアも次走は確勝級かと思わせる走りを見せた。外目を大事に回って来て、直線入り口で射程圏に入れると調教通りの末脚を発揮して伸びたが負けて強しの2着。次走も含めて能力的にもこの夏注目の牝馬であることに変わりはなさそうだ。

2着 ウインゼノビア
松岡正海騎手
「最後脚色が一緒になったのは、まだ調教で目一杯やっていなかった分ですかね。それでも競馬が上手でセンスのいい馬ですから、使った上積みが見込める次走はチャンスだと思います」

レース結果、詳細は下記の通り。

2日、東京競馬場で行われた5R・2歳新馬戦（牝・芝1600m）で2番人気、武藤雅騎手騎乗、ジョディー（牝2・美浦・戸田博文厩舎）が、2着に2馬身差をつけ快勝した。2着に1番人気のウインゼノビア（牝2・美浦・青木孝文厩舎）、3着クイーンズテイスト（牝2・美浦・菊沢隆徳厩舎）。勝ちタイムは1:35.9（良）。

いよいよ今年の新馬戦がスタート。関東の新馬戦第一号はノーザンファーム産でダイワメジャー産駒のジョディーに軍配が上がった。スタートから上手く先手を取りマイペースでレースを進めた。道中は絡まれることもなく楽な手応えで直線に向くと外から来た1番人気のウインゼノビアの追撃を抑えて嬉しいデビュー勝ちを収めた。