2日、東京競馬場で行われた10R・稲村ヶ崎特別（3歳上1000万下・芝2000m）で4番人気、戸崎圭太騎手騎乗、サトノグラン（牡4・栗東・矢作芳人厩舎）が、2着に1.1/4馬身差をつけ快勝した。2着にダノンキングダム（牡4・栗東・安田隆行厩舎）、3着に1番人気のレッドローゼス（牡4・美浦・国枝栄厩舎）。勝ちタイムは1:57.9（良）。

2番人気のリカビトス（牝4・美浦・奥村武厩舎）は8着敗退となった。

サトノグランが降級初戦をものにして、再び1600万下昇級した。レースでは後方4番手からレースを進めて、じっくりと脚を溜めた。4コーナーから内側に進路を取り、ロスなく直線をむかえると、進路を探しながらの追い出しとなった。徐々に外に持ち出し、よくやく坂上あたりからエンジン全開となると、ゴール前は流す余裕を見せて快勝した。勝ちタイムは1:57.9と、今の府中は超高速馬場で、明日の安田記念でもかなり速いタイムが予想される。高速馬場の中でも差し馬も台頭しており、内外で大きな差はなさそうだ。