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【ジャパンC】コントレイルが有終V

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2021/11/28 15:48

 11月28日、東京12Rで行われた第41回ジャパンカップ(3歳上オープン・G1・芝2400m・18頭立て・1着賞金=3億円)は、福永祐一騎乗の1番人気、コントレイル(牡4・栗東・矢作芳人)が勝利。同馬はこのレースで引退を表明しておりG1・5勝目をマーク、見事に有終の美を飾った。勝ちタイムは2分24秒7(良)。

 2着に3番人気のオーソリティ(牡4・美浦・木村哲也)、3着に2番人気のシャフリヤール(牡3・栗東・藤原英昭)が入った。

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ラストランを勝利

 無敗の三冠馬コントレイルがラストランで輝きを取り戻した。昨年デビュー8戦目となるジャパンカップでアーモンドアイに屈し、初黒星を喫した。今年初戦の大阪杯は重馬場の影響もあり3着。条件は絶好と思われた天皇賞・秋ではまさかの2着でよもやの3連敗。無敗の三冠を達成した菊花賞から1年超の未勝利。常に勝ち負けには絡んでいたものの、無敗の三冠馬としてはやや物足りない結果が続いており、最後となるこのレースで負けるわけにはいかなかった。直線では馬場の真ん中から堂々と抜け出しての完勝。鞍上の福永祐一騎手はスタンド前でヘルメットを取り、詰めかけた観衆に涙を流しながら深々と頭を下げた。

 ジャパンカップを勝ったコントレイルは、父ディープインパクト、母ロードクロサイド、母の父Unbridled’s Songという血統。北海道新冠町・ノースヒルズの生産馬で、馬主は前田晋二氏。通算成績は11戦8勝。重賞は19年東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)、ホープフルステークス(G1)、20年皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)、神戸新聞杯(G2)、菊花賞(G1)に次いで7勝目。鞍上の福永祐一騎手、同馬を管理する矢作芳人調教師は共にジャパンカップ初勝利。

【全着順】
1着 コントレイル 福永祐一
2着 オーソリティ C.ルメール
3着 シャフリヤール 川田将雅
4着 サンレイポケット 鮫島克駿
5着 グランドグローリー C.デムーロ
6着 ユーバーレーベン M.デムーロ
7着 シャドウディーヴァ 横山典弘
8着 ジャパン 武豊
9着 アリストテレス 横山武史
10着 キセキ 和田竜二
11着 ブルーム R.ムーア
12着 ユーキャンスマイル 藤岡佑介
13着 モズベッロ 池添謙一
14着 マカヒキ 藤岡康太
15着 ロードマイウェイ 三浦皇成
16着 ムイトオブリガード 柴田善臣
17着 ウインドジャマー 北村宏司
18着 ワグネリアン 戸崎圭太