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【JBCレディスクラシック】斉藤新「勝ち馬の決め手が上だった」マドラスチェックは2着惜敗

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2021/11/3 20:56

(C)Yushi Machida

 金沢の小回りコースもスムーズに立ち回り、理想通りの位置どりで勝ち負けに持ち込んだが、勝ち馬の末脚に屈する格好となった。鞍上の齋藤新騎手は「勝ち馬の決め手が上だった」と淡々とレースを振り返った。

2着 マドラスチェック
斉藤新騎手
「砂を被って少し気難しい面がある馬なので、スタートをきめてなるべくスムーズな位置で運びたいなと思いました。1コーナーまで理想な展開でしたし、向正面で内から馬を1頭行かせてしまいましたが、それでも自分の競馬は出来たと思いますし、最後勝ち馬の決め手が上だったかなと思います。距離もこれくらいがちょうど良いと思っていましたし、コース自体右回りでも左回りでも走れている馬なのでそこは特に心配していなかったかなと、今日は上手にこなしてくれたんじゃないかなと思います。北海道の時からすごい状態良かったんですけど、それを引き続き厩舎サイドが維持してくれていたので、休み明けでも重さというのは無かったですし、この馬の走りがしっかりと見せられたんじゃないかなと思います。前走一度芝乗せてもらったんですけど、その時からやはりダートの方がいいなと僕も思っていて、適正はすごく高いものを持ってるんじゃないかなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3日、金沢競馬場で行われた8R・JBCレディスクラシック(Jpn1・3歳上オープン・牝・ダ1500m)で1番人気、川田将雅騎乗、テオレーマ(牝5・栗東・石坂公一)が快勝した。2.1/2馬身差の2着にマドラスチェック(牝5・美浦・齋藤誠)、3着にリネンファッション(牝4・栗東・坂口智康)が入った。勝ちタイムは1:32.1のレコードタイム(良)。

 2番人気で松山弘平騎乗、レーヌブランシュ(牝4・栗東・橋口慎介)は4着、3番人気で矢野貴之騎乗、サルサディオーネ(牝7・大井・堀千亜樹)は10着敗退。

【JBCレディスクラシック】川田「良い時の雰囲気で走ってくれた」テオレーマが交流G1初制覇

人気に応える

(C)Yushi Machida

 1番人気に支持された川田将雅騎乗、テオレーマが交流G1初制覇を飾った。1コーナーの入り口まで激しい先行争いが続いたが、それを見るように中団の位置から。やや出入りのある展開となるも勝負どころから徐々に進出する冷静な運びで直線を迎えると、大外から一閃、先行各馬を一気に差し切った。

テオレーマ 21戦6勝
(牝5・栗東・石坂公一)
父:ジャスタウェイ
母:スターズアラインド
母父:Sea The Stars
馬主:水上行雄
生産者:笠松牧場

【全着順】
1着 テオレーマ
2着 マドラスチェック
3着 リネンファッション
4着 レーヌブランシュ
5着 ラインカリーナ
6着 ダノンレジーナ
7着 グランデストラーダ
8着 ルイドフィーネ
9着 マルカンセンサー
10着 サルサディオーネ
11着 ハクサンアマゾネス
12着 クリスティ