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【毎日王冠】ルメール「今日はプレッシャーをかけなかった」3歳シュネルマイスターが豪快な差し切り

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2021/10/10 21:50

 10日、東京競馬場で行われたG2・毎日王冠馬、1番人気のシュネルマイスターが勝利。ダノンキングリーをゴール寸前できっちり差し切った。また、9月30日に亡くなられた作曲家のすぎやまこういちさんを偲んで、G1ファンファーレでレースは行われ、場内は大きな拍手に包まれた。

毎日王冠、勝利ジョッキーコメント
1着 シュネルマイスター
C.ルメール騎手
「シュネルマイスターは凄く良い脚を使ってくれました。川田さんには届かないと思ったけど、僅かに勝ちました。ハナ差かアタマ差でも、最後はやっぱり気持ち良かったです。向正面の川田さんの判断を見ましたけど、シュネルマイスターはあまり進んで行かなかったので彼をリスペクトしました。今日は休み明けでしたので彼にプレッシャーをかけなかった。多分次はもっとアグレッシブな騎乗をするかもしれないです。(プラス200mは)全然問題ないと思います。でもまだ次のレースは決まっていないので、マイルチャンピオンか2000mに行くかどうかまだ分からないですけど、2000mいけるかもしれない。NHKマイルを勝ったときはエンジンがちょっと遅かったですね。今回ラスト300mすごく良い瞬発力を使ってくれましたし、パワーアップしたみたいですね。道中ではすごく冷静に走ってくれますので、今日のレースの後はそんなに疲れていなかった。もちろんG1レベルの馬ですから次走は楽しみです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10日、東京競馬場で行われた11R・毎日王冠(G2・3歳上オープン・芝1800m)で1番人気、C.ルメール騎乗、シュネルマイスター(牡3・美浦・手塚貴久)が勝利した。アタマ差の2着に2番人気のダノンキングリー(牡5・美浦・萩野清)、3着にポタジェ(牡4・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは1:44.8(良)。

 3番人気で福永祐一騎乗、ヴァンドギャルド(牡5・栗東・藤原英昭)は、8着敗退。

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G1馬同士の追い比べ

 ゴール前はG1馬、ダノンキングリー、シュネルマイスター、2頭の激しい追い比べとなった。先に抜け出したダノンキングリーを目掛けて、後方の届かないと思われたところからシュネルマイスターが豪快な差し脚を伸ばし、完全に並んでゴール。測ったような差し切りで、ルメール騎乗のシュネルマイスターに軍配が上がった。

 また、9月30日に亡くなられた、作曲家のすぎやまこういちさんを偲んで、すぎやまさん作曲のグレートエクウスマーチで入場、関東G1ファンファーレでレースは行われた。

シュネルマイスター 6戦4勝
(牡3・美浦・手塚貴久)
父:Kingman
母:Serienholde
母父:Soldier Hollow
馬主:サンデーレーシング
生産者:Northern Farm

【全着順】
1着 シュネルマイスター
2着 ダノンキングリー
3着 ポタジェ
4着 ダイワキャグニー
5着 カイザーミノル
6着 サンレイポケット
7着 ヴェロックス
8着 ヴァンドギャルド
9着 ケイデンスコール
10着 カデナ
11着 トーラスジェミニ
12着 マイネルファンロン
13着 ラストドラフト