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【オールカマー】横山武「馬に救われた」ウインマリリンが快勝

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2021/9/26 21:45

 26日、中山競馬場で行われたG2・オールカマーは、2番人気のウインマリリンが快勝。2着にウインキートスが入り、ウインのワンツーフィニッシュ。1番人気のレイパパレは、直線で伸びきれずに4着敗退となった。このレースの1着馬には天皇賞・秋(10月31日・東京)への優先出走権が与えられる。

オールカマー、勝利ジョッキーコメント
1着 ウインマリリン
横山武史騎手
「1枠1番に入ったので、日経賞と似たような形の競馬が出来ればなと思っていました。ロザムールが逃げてその後ろを取れればと思っていて、自分の思い描いたレースが出来ましたし、とても良かったです。ロザムールとレイパパレの間を最初狙おうとしたんですけど、ちょっと狭くて入りきれず1回引っ張って、すごい勿体ないシーンがあったんですけど、それでも勝てたのは馬に救われました。馬の力です。元々力はある馬だったんですけど、この夏を越えて、普段の角馬場からすごくリラックス出来るようになっていて、今日も返し馬すごくリラックスしていましたし、その辺の精神的な部分が大きな成長かなと思います。(中山では6戦4勝で強さを発揮していますがこの辺はどのように考えていますか?)とても器用な証かなと思います。今日は馬の力だけで勝てたので良かったです。今日は本当に馬に救われただけだったので、次は自分の技術ももっと発揮出来るように、そして馬の力も発揮出来るように頑張ってレースに臨みたいなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 26日、中山競馬場で行われた11R・オールカマー(G2・3歳上オープン・芝2200m)で2番人気、横山武史騎乗、ウインマリリン(牝4・美浦・手塚貴久)が快勝した。1.1/2馬身差の2着にウインキートス(牝4・美浦・宗像義忠)、3着に3番人気のグローリーヴェイズ(牡6・美浦・尾関知人)が入った。勝ちタイムは2:11.9(良)。

 1番人気で川田将雅騎乗、レイパパレ(牝4・栗東・高野友和)は、4着敗退。

【オールカマー】川田「ゴール前で苦しくなった」レイパパレは4着

レイパパレは伸びきれず

 2番人気に支持された横山武史騎乗、ウインマリリンが抜け出して快勝した。道中はレイパパレを見るように内々の3番手へ。じっとロスなくポジションをキープして直線へ向くと、狭いスペースを上手く捌いて見事に抜け出した。この勝利で中山コースは6戦4勝。得意のコースで力強い走りを見せた。1番人気のレイパパレは4着に敗れた。

ウインマリリン 11戦5勝
(牝4・美浦・手塚貴久)
父:スクリーンヒーロー
母:コスモチェーロ
母父:Fusaichi Pegasus
馬主:ウイン
生産者:コスモヴューファーム

【全着順】
1着 ウインマリリン
2着 ウインキートス
3着 グローリーヴェイズ
4着 レイパパレ
5着 ステイフーリッシュ
6着 サトノソルタス
7着 ランブリングアレー
8着 アドマイヤアルバ
9着 キングオブコージ
10着 ロザムール
11着 ゴールドギア
12着 ソッサスブレイ
13着 マウントゴールド
14着 ブレステイキング
15着 セダブリランテス
16着 アールスター