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【フォワ賞】装蹄師・西内荘「フォームのバランス良かった」ディープボンドが凱旋門賞へ向けて視界良好
2021/9/13 06:09
12日、パリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞の前哨戦G2・フォワ賞は、日本のディープボンドが逃げ切りで快勝。凱旋門賞へ向けて好発進を決めた。
1着 ディープボンド
大久保龍志調教師
「完成してきていると思うのですが、まだまだ成長している段階です。日本で重い馬場で結果を出してきているので、今日の馬場はベストコンディションでした。来週一杯ケアに当てて、残りの2週でしっかりやっていきたいです」
担当装蹄師・西内荘
「ロンシャンの馬場はボンドに合ってるようで走りのフォームバランスが良かったです。本番で今日のような馬場だったら日本の馬場よりも適性がありそうな走りでした。レース前に出来はいいですと角居助手は言っていましたが、本番までにはさらに状態アップしているでしょう。蹄鉄は合わせて持たしてあるので万全のはず。大久保調教師からはかなりタフな馬場だったけどボンドには良馬場みたいなものだったそうで、これ以上荒れた馬場にならなければ期待できそうです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
12日、パリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(10月3日)の前哨戦、フォワ賞(G2・芝2400m・6頭立て)は、C.デムーロ騎手とのコンビで挑戦した日本のディープボンド(牡4・栗東・大久保龍志)が見事な逃げ切りで前哨戦を快勝した。勝ちタイムは2:31秒82。キーファーズがクールモアと共同所有するブルーム(牡5・愛・A.オブライエン)は2着。
いざ凱旋門賞へ
日本のディープボンドが見事な逃げ切りで前哨戦を快勝した。好スタートを決めてまさかの逃げの手を打って主導権を握る形に。マイペースで直線まで運ぶと、デットーリ騎乗のブルームが猛追。それでも最後まで脚色衰えることなく見事に逃げ切った。
【全着順】
1着 ディープボンド
2着 ブルーム
3着 イレシネ
4着 スカレティ
5着 サブライミス
6着 オパサン
(出走取消)ワンダフルトゥナイト