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【青葉賞】福永「まだ完成途上」スーパーフェザー、ダービー出走当確とはならず
2018/4/28 16:42
2016年のセレクトセールで2億8000万円という値をつけたスーパーフェザーがギリギリ出走権利内の2着に届かず、ダービ出走当確とはならなかった。1番人気で挑んだこのレースは中団外目を進んで、力勝負で真っ向から挑んだが僅かに届かずの3着まで。ジョッキーも完成途上と語っているように、現状の力は出し切った。
3着 スーパーフェザー
福永祐一騎手
「上手に競馬してくれて、ゲートも練習の効果で出てくれました。まだ完成途上の中で力あるなと思いました」
レース結果、詳細は下記の通り。
28日、東京競馬場で行われた11R・青葉賞(G2・3歳オープン・芝2400m)で6番人気、蛯名正義騎手騎乗、ゴーフォザサミット(牡3・美浦・藤沢和雄厩舎)が、2着に2.1/2馬身差をつけ快勝した。2着にエタリオウ(牡3・栗東・友道康夫厩舎)、3着に1番人気のスーパーフェザー(牡3・栗東・友道康夫厩舎)。勝ちタイムは1:23.6(良)。
2番人気のオブセッション(牡3・美浦・藤沢和雄厩舎)は11着敗退となった。
尚このレースは2着まで、日本ダービーの優先出走権が与えられる。
蛯名正義騎手の巧みな手綱捌きが光るレースだった。五分のスタートを切ると、外目の枠から上手くインに導き1コーナーではラチ沿いの好位に収まっていた。先行各馬を見ながらじっくりと脚を溜め、そのままの隊列で4コーナーを回った。徐々に外に持ち出し始めると、前が開いたらあとはスパートするだけという完璧な競馬。人気各馬を尻目に気持ちよく伸びると見事に差し切ってゴールした。蛯名正義騎手悲願のダービー制覇チャレンジは、今年はこの馬に託されそうだ。
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