マイラーズカップ、勝利ジョッキーコメントは下記の通り。

1着 サングレーザー
福永祐一騎手
「強かったと思います。流れも向きましたけどね。予想よりもペースがけっこう流れたので、後方でしたけど近くにエアスピネルもいましたし、流れもある程度流れていたので心配していなかったです。初めて乗せてもらった時から本格化するのは早くても4歳からかなと思っていたんですけど、阪神カップから休養後思っていた通りに順調に成長してくれまして、走るフォームなんか調教から良かったですし、今日もレース中もいいフォームで走ってましたから、良くなってきたなと思いながら乗っていました。最後の決め手は良いものもってますので、もうちょっと流れにスッと乗れたら一番いいんですけど、良い切れ味持ってますので、こういうかたちでこの武器をどんどん磨いていくのがいいのかなと思いますし、今日に関しては流れもあと有力馬も目の前にいましたし、すべてが上手くいったという感じなんですけれども、次はG1でより厳しいレースになると思いますけど、多分これ使ってもっと良くなりそうな雰囲気も感じましたので、非常に楽しみですね」

レース結果、詳細は下記の通り。

22日、京都競馬場で行われた11R・マイラーズカップ（G2・4歳上オープン・芝1600m）で4番人気、福永祐一騎手騎乗、サングレーザー（牡4・栗東・浅見秀一厩舎）が、2着に1.1/4馬身差をつけ快勝した。2着に2番人気のモズアスコット（牡4・栗東・矢作芳人厩舎）、3着に1番人気のエアスピネル（牡5・栗東・笹田和秀厩舎）。勝ちタイムは1:31.3のレコード（良）。

1着のサングレーザーは装蹄師/西内荘担当馬で、競馬のおはなしサイト「装蹄の感触が良かった馬・日曜版」で取り上げた1頭で、同じく担当馬のダッシングブレイズは8着となった。

サングレーザーが上がり33.2の鋭い末脚を繰り出し見事に重賞制覇を飾った。マイラーズカップ以来の重賞制覇で人気のエアスピネルを負かしての勝利で自信となる大きな1勝となった。道中は後方馬群を追走して直線入り口で綺麗に外に持ち出した。そこから前をいくエアスピネルと共に外から伸び、矢のような末脚を発揮しての勝利となった。