15日、中山競馬場で行われた9R・鹿野山特別（4歳上1000万下・ハンデ・芝2000m）で6番人気、岩田康誠騎手騎乗、ギブアンドテイク（せ7・美浦・和田勇介厩舎）が、2着に2馬身差をつけ快勝した。2着にロードプレミアム（牡5・美浦・斎藤誠厩舎）、3着にサンシロウ（牡4・美浦・柄崎孝厩舎）。勝ちタイムは2:01.7（稍重）。

1番人気のブラックプラチナム（牡5・美浦・栗田博憲厩舎）は4着、2番人気のサブライムカイザー（牡6・美浦・池上昌和厩舎）は5着敗退。

装蹄師/西内荘担当馬のレッドカイザーは9着となった。

皐月賞と同じ距離で行われた9レースは、ギブアンドテイクが大外から豪快に突き抜けた。10頭と小頭数で行われたこのレースはほぼ最後方を進んだギブアンドテイクが終始外目を回り、直線でも馬場のど真ん中を突き抜け差し切り勝ち。馬群はラチ沿いを進み勝負所から外目を回っていく展開に。圧倒的人気のブラックプラチナムは3番手付近を先行したが落鉄の影響もあり、最後は馬場に脚を取られて苦しんだ。レースを見る限りは外目から差し脚が決まりそうな馬場状態ではありそうだ。現在の芝コンディションは稍重。