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【関東オークス】武豊「三冠阻止してしまって…」ウェルドーンが交流重賞初制覇

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2021/6/16 21:25

(C)Yushi Machida

 16日、川崎競馬場で行われた交流G2・関東オークスは、1番人気に支持された武豊騎乗、ウェルドーンが快勝。2番人気のケラススヴィアを見るように好位で立ち回り、直線でしっかり競り落としての完勝だった。

関東オークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ウェルドーン
武豊騎手
「非常に勝てて嬉しいです。ただ、南関の牝馬3冠を阻止してしまって、そこは申し訳ないなという感じもあります。状態の良さは伝わってきました。ただ少し気の難しいところを持っている馬なので、今日の馬場状態と初めてのナイターと小回り、その辺はすごく気になりました。スタートは少し遅かったんですけど、その後のリカバリーが上手くいって、取りたいポジションを取れたので、良い形で1周目回れたと思いました。手応えはあるんですけど、ただ、馬の方が少し止めようとするところを持っている馬なので、その辺で何度か促す感じで乗っていました。馬の能力は以前乗った時よりもかなり今日の方が強く感じましたし、馬自体は強くなっていますね。まだまだ伸びしろたっぷりある馬だと思うので、今後が楽しみな馬ですね。本当に今日は勝つことが出来て非常に嬉しいです。いつもテレビや色んなメディアを通して競馬を応援していただいて、本当に有り難いと思っています。我々も良い競馬をどんどんやっていきたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 16日、川崎競馬場で行われた11R・関東オークス(Jpn2・3歳オープン・牝・ダ2100m)で1番人気、武豊騎乗、ウェルドーン(牝3・栗東・角田晃一)が快勝した。2馬身差の2着に2番人気のケラススヴィア(牝3・浦和・小久保智)、3着にランスオブアース(牝3・栗東・本田優)が入った。勝ちタイムは2:18.3(不良)。

 3番人気で幸英明騎乗、ベルヴォーグ(牝3・栗東・藤原英昭)は、9着敗退。

【関東オークス】森泰斗「申し訳ない」ケラススヴィアは無念の2着

3連勝で重賞初制覇

(C)Yushi Machida

 1番人気に支持された武豊騎乗、ウェルドーンが嬉しい交流重賞初制覇を飾った。決して良いスタートではなかったが、押して行き3番手の位置へ。終始逃げ馬を意識した先行で勝負どころでは一騎討ちの様相に。直線では最後までしっかりと伸び、逃げ馬を競り落としての完勝だった。

ウェルドーン 11戦4勝
(牝3・栗東・角田晃一)
父:ヘニーヒューズ
母:ツルマルオジョウ
母父:ダンスインザダーク
馬主:安原浩司
生産者:浜本牧場

【全着順】
1着 ウェルドーン
2着 ケラススヴィア
3着 ランスオブアース
4着 グロリオーソ
5着 ネイバーアイランド
6着 リフレイム
7着 ウワサノシブコ
8着 ディアリッキー
9着 ベルヴォーグ
10着 スセリヒメ
11着 レディブラウン
12着 サンシェリダン