11日、中京競馬場で行われた11R・金鯱賞（G2・4歳上オープン・芝2000m）で1番人気、M.デムーロ騎手騎乗、スワーヴリチャード（牡4・栗東・庄野靖志厩舎）が、2着に1/2馬身差をつけ快勝した。2着にサトノノブレス（牡8・栗東・池江泰寿厩舎）、3着に2番人気のサトノダイヤモンド（牡5・栗東・池江泰寿厩舎）。勝ちタイムは2:01.6（稍重）。

装蹄師/西内荘担当馬のダッシングブレイズは5着となった。

スワーヴリチャードが人気に応えてキッチリと勝ち切った。レースは凱旋門賞帰りのサトノノブレスの逃げでスローペースで進む中、スワーヴリチャードは決してリラックスした走りではなかった。がっちりとデムーロ騎手が抑えながらも向正面では2番手まであがり、なんとかその位置をキープして直線へ向いた。逃げ粘るサトノノブレスをゴール直前でかわし、左回りでは安定した走りで見事な勝利となった。2着に凱旋門賞以来の出走となったサトノノブレス、同じく凱旋門賞以来となったサトノダイヤモンドは、勝負どころで手応えも怪しく、自力で3着まで来るのが精一杯だった。