１７日、東京競馬場で行われた２Ｒ３歳新馬（ダ１４００メートル）は、キンシャサノキセキ産駒の３番人気・アラスカノオーロラ（牡３、小島茂＝母ポジショントーク）が勝ち上がった（勝ち時計１分２７秒８）。

互角のスタートから、道中は中団の馬群で脚を溜める形。３?４角で徐々にポジ
ションを上げると、直線では外から迫る２着トークフレンドリーとの追い比べをクビ差制した。

手綱をとった田辺は「まだ体がゴロンとして、走り方が分かっていない感じ。直線でもスイッチは入っているんですが、推進力が前だけでなく上に逃げているようで…。そんな中でも勝てたことは大きいし、フォームが良くなってくれば面白そうな馬ですよ。距離については今日の感じだと忙しそうですが、血統的なものもあるので、今後どうなってくるか。でもセンスのいい馬です」と注文をつけつつも、素材の良さを評価していた。