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【エンプレス杯】川田「きっちり捕まえてくれた」レース後ジョッキーコメント
2021/3/5 06:01
4日、川崎競馬場で行われた交流G2・エンプレス杯は、1番人気に支持されたマルシュロレーヌが完勝。交流重賞3勝目をマークした。
エンプレス杯、レース後ジョッキーコメント
1着 マルシュロレーヌ
川田将雅騎手
「距離も今まで走ってきた中では長くなりますし、コーナーも6つ回らないといけなくなりますから、そういう部分で道中気を付けて乗ろうと思いました。ゲートの中で他の馬が暴れた際にこの馬もちょっと反応してしまいまして、少しゲートに座り込むような形で良いスタートを切ることが出来なかったのであの出方にはなってしまったんですけど、その中でどうして行こうかなというのを考えて乗ってきました。左回りでこういうタイトなコーナーであっても上手に走ることが出来ていたので、予定していた以上にコーナーを上手に走れるなと思いました。他の馬たちの手応えや並びを見ながらあそこ(3コーナーのコース取り)を行くことを選択して、前が結構飛ばしていたので止まるだろうなと思って、あまり深追いせずにコーナーは大切に回して行って、4コーナーの出口からというイメージで乗りました。(直線)しっかりと余力が残っていましたし、良い走りをしてくれて、きっちり捕まえてくれたなと思います。まずは続けて2つ、勝つことが出来たので、この後もこの馬らしい競馬を続けていければと思います。またこうしてタイトルを一つ重ねることが出来ましたし、この後も順調に歩んでいってくれればと思いますので、またこの馬が走る時に応援してあげてもらいたいなと思います。ありがとうございました」
矢作芳人調教師
「距離に関しては伸びるのは良いのではないかと思っていたんですが、やはり川崎でコーナー6回回る競馬ということで、どうしても後ろから行く馬ですので、その点はちょっと心配していました。(スタート)まわりの馬がちょっと暴れていたので、その影響をちょっと受けちゃったなというところで、まずいなと思っていました。特にコーナーを非常にスムーズに回ってくれたというのが大きかったと思いますし、強い競馬だったなと感じています。次走についてはまだ考えていなかったんですが、どこかでやはり男馬と勝負しなければいけないかなと。牝馬の中ではやっぱり一番強いんじゃないかと思いますので、どこか今年男馬と良いところで戦いたいと考えています。本当に今日は強い競馬をしてくれて、普段可愛い女の子なんですけども、とても嬉しいです。また今後も応援よろしくお願いします」
2着 サルサディオーネ
矢野貴之騎手
「馬が真面目すぎるので、力んで走っている分ゴール前で甘くなるところがあります。直線でも横をサーっと走っていき、勝った馬が強かったです」
3着 マドラスチェック
森泰斗騎手
「体も絞れて雰囲気も良くなっていました。内枠だと競馬がしづらいですね。勝ち馬が強かったです」
岩田康「もうお母さんになりたいのかな」
8着 プリンシアコメータ
岩田康誠騎手
「ラストランでよく今まで走ってくれました。スタートから雰囲気も良かったのですが今日は進んで行きませんでした。もうお母さんになりたいのかな」
レース結果、詳細は下記のとおり。
4日、川崎競馬場で行われた11R・エンプレス杯(Jpn2・4歳上オープン・牝・ダ2100m)で1番人気、川田将雅騎乗、マルシュロレーヌ(牝5・栗東・矢作芳人)が勝利した。3/4馬身差の2着にサルサディオーネ(牝7・大井・堀千亜樹)、3着に3番人気のマドラスチェック(牝5・美浦・齋藤誠)が入った。勝ちタイムは2:14.1(良)。
2番人気で松山弘平騎乗、レーヌブランシュ(牝4・栗東・橋口慎介)は、5着敗退。
1番人気の支持に応える
1番人気に支持された川田将雅騎乗、マルシュロレーヌが完勝。交流重賞3勝目をマークした。スタートでやや後手を踏み、前半は後方からの競馬に。1周目スタンド前で徐々にポジションを上げていき中団の位置で上手く流れると、勝負どころで徐々に進出し逃げ馬を射程圏に捉えて直線へ。馬場の三分どころからあっさりと抜け出して悠々先頭に立ち、危なげなく差し切ってゴールした。
マルシュロレーヌ 17戦7勝
(牝5・栗東・矢作芳人)
父:オルフェーヴル
母:ヴィートマルシェ
母父:フレンチデピュティ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 マルシュロレーヌ
2着 サルサディオーネ
3着 マドラスチェック
4着 ダノンレジーナ
5着 レーヌブランシュ
6着 シャイニングアカリ
7着 ハクサンアマゾネス
8着 プリンシアコメータ
9着 ローザノワール
10着 ヒキュウ
11着 グランデストラーダ