03年のフェブラリーＳなど、Ｇ１４勝を挙げ、引退後は北海道、社台スタリオンステーションで種牡馬として活躍していたゴールドアリュールが18日、心臓疾患により死亡した。18歳だった。

代表産駒にはエスポワールシチー、スマートファルコンなど、19日のフェブラリーSに出走するコパノリッキーなどがいる。

担当装蹄師・西内荘コメント

『ゴールドアリュールをひとことで言うと優等生だったイメージがあります。
全盛期はドバイワールドカップに選出され、当時は美浦の検疫から出発するのが主流だったので 美浦まで日帰りで装蹄に行った帰りのタクシーを待っているときに、湾岸戦争の影響で取りやめの連絡を受けたり、色々な思い出があります。
そして、どこに行っても落ち着きのある馬でしたから、ナドアルシバのダートを思いっきり走らせたかったし、きっと良い競馬ができたと思うので それだけが心残りでした。
御冥福をお祈り致します。』