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【フェブラリーS】武豊「折り合えば更に伸びた」レース後ジョッキーコメント
2021/2/22 06:12
21日、東京競馬場で行われたG1・フェブラリーステークスは、1番人気のカフェファラオがG1初制覇を飾った。今年もルメール騎手の存在感は健在で、JRA・G1開幕戦を見事な手綱捌きで制した。
フェブラリーステークス、レース後ジョッキーコメント
1着 カフェファラオ
C.ルメール騎手
「今日は本当のカフェファラオでしたね。パドックから自信を持ちました。馬の状態は良かったです。スタート前で勝つ自信を持ちました。良いスタートでしたし、良いポジションでした。結構忙しかったけど、ずっと反応をしてくれました。彼のポテンシャルはとても高いです。2歳から能力を見せてくれていましたし、今日はG1を勝つことが出来て良かったです」
2着 エアスピネル
鮫島克駿騎手
「ロス無く立ち回って、一瞬の切れ味を生かしたいと思っていました。状態はすごく良かったです。わずかな着差だけに乗り方次第だったかと思うとすごく悔しいです」
3着 ワンダーリーデル
横山典弘騎手
「ここまで仕上げてくれた厩舎も、走ってくれた馬も凄いです」
4着 レッドルゼル
川田将雅騎手
「1600mでも、とてもリズム良かったですし、直線も精一杯の走りをしてくれました」
5着 エアアルマス
松山弘平騎手
「スタートは良く良い形で運べましたが、早めにこられてペースを上げざるをえなかったです」
武豊「折り合えば更に伸びたと思う」
6着 インティ
武豊騎手
「道中掛かってラストもたなかった。折り合えば更に伸びたと思います」
7着 ミューチャリー
御神本訓史騎手
「このメンバーで7着は凄いです。南関東の重いダートに戻れば、もっといい競馬ができると思います」
9着 アルクトス
田辺裕信騎手
「馬の調子は良かったです。外を回る形になりましたが、この馬のやりたい競馬は出来たと思います」
11着 サンライズノヴァ
松若風馬騎手
「ゲートがうまく出せなかったです。人気で結果が出せずに申し訳ないです」
12着 スマートダンディー
秋山真一郎騎手
「メンバーが強い中でよく頑張ってくれました」
13着 オーヴェルニュ
丸山元気騎手
「忙しかったし、追い通しでした」
14着 ワイドファラオ
福永祐一騎手
「この馬の走りをしていないです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
2月21日、東京11Rで行われた第38回フェブラリーステークス(4歳以上オープン・G1・ダ1600m・16頭立て・1着賞金=1億円)は、ルメール騎乗の1番人気、カフェファラオ(牡4歳・美浦・堀宣行)が初G1制覇を飾った。勝ちタイムは1分34秒4(良)。
2着はエアスピネル(9番人気)、3着にはワンダーリーデル(8番人気)が入った。
東京ダート1600mは無敗
ルメール騎手の見事な手綱捌きで、カフェファラオをG1初制覇に導いた。五分のスタートを切ると、迷わず押していき3番手の位置へ。前の馬には厳しいペースのようにも見えたが、好位から手応え良く抜け出しを図り、見事に押し切った。東京ダート1600mでは無敗。得意のコースで力を出し切った。
フェブラリーステークスを勝ったカフェファラオは、父American Pharoah、母Mary’s Follies、母の父More Than Readyという血統。アメリカ・Paul P Pompaの生産馬で、馬主は西川光一氏。通算成績は7戦5勝。重賞は2020年ユニコーンステークス(G3)、シリウスステークス(G3)に次いで3勝目。C.ルメール騎手は同レース2勝目、堀宣行調教師は初勝利。
【全着順】
1着 カフェファラオ C.ルメール
2着 エアスピネル 鮫島克駿
3着 ワンダーリーデル 横山典弘
4着 レッドルゼル 川田将雅
5着 エアアルマス 松山弘平
6着 インティ 武豊
7着 ミューチャリー 御神本訓史
8着 ソリストサンダー 北村宏司
9着 アルクトス 田辺裕信
10着 ヤマニンアンプリメ 横山武史
11着 サンライズノヴァ 松若風馬
12着 スマートダンディー 秋山真一郎
13着 オーヴェルニュ 丸山元気
14着 ワイドファラオ 福永祐一
15着 サクセスエナジー 酒井学
16着 ヘリオス M.デムーロ