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【京都牝馬S】酒井「本当によく頑張ってくれた」イベリスが逃げ切りV

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2021/2/20 21:48

(C)スポニチ

 20日、阪神競馬場で行われたG3・京都牝馬ステークスで、イベリスが逃げ切り。2019年アーリントカップ以来の重賞制覇を飾った。

京都牝馬ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 イベリス
酒井学騎手
「戦法としてはレース前からハナを主張してという風に思って、先生とも作戦立てて競馬に臨みました。ハナに立ってからあんまり勢いよく行き過ぎても最後残りが無くなっちゃうので、その辺も考えながら。意外と楽なペースで行けたんですけど、そんなに早めに競ってくるというか追っかけてくる馬もいない感じでした。ただ、あんまり溜めすぎて瞬発力勝負っていうのも、そんな瞬発力でキレの良いタイプではないので、早め早めに、3コーナー過ぎて4コーナー手前で合図を送ったらまだありそうな手応えを返してくれたので、直線向く前にしっかりと踏み込んで踏み込んで直線で追い出したらしっかりと反応を返してくれて、本当によく頑張ってくれました。後ろから決め手のある馬もいますので、そういう馬たちが来るのも覚悟して気にしながら追っていました。3回目でしたけど、今回が一番馬も具合良さそうでしたし、しっかりとその調子の良さをレースで発揮してくれたと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 20日、阪神競馬場で行われた11R・京都牝馬ステークス(G3・4歳上オープン・牝・芝1400m)で3番人気、酒井学騎乗、イベリス(牝5・栗東・角田晃一)が快勝した。1.1/2馬身差の2着にギルデッドミラー(牝4・栗東・松永幹夫)、3着にブランノワール(牝5・栗東・須貝尚介)が入った。勝ちタイムは1:20.0(良)。

 1番人気で松山弘平騎乗、リリーバレロ(牝6・美浦・堀宣行)は11着、2番人気で田辺裕信騎乗、シャインガーネット(牝4・美浦・栗田徹)は5着敗退。

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2019アーリントンカップ以来の重賞制覇

 3番人気に支持された酒井学騎乗、イベリスが逃げ切りを決めた。好スタート好ダッシュを決めて迷わず先手を奪うと、軽快な逃げ脚で主導権を握り、抜群の手応えで直線へ。直線半ばでセーフティリードを奪い、後続が並びかける場面もなく危なげなく逃げ切った。直前の調教でも抜群の動きを披露しており、2019年アーリントンカップ以来、嬉しい重賞2勝目となった。

イベリス 18戦4勝
(牝5・栗東・角田晃一)
父:ロードカナロア
母:セレブラール
母父:ボストンハーバー
馬主:前田幸治
生産者:土居牧場

【全着順】
1着 イベリス
2着 ギルデッドミラー
3着 ブランノワール
4着 アイラブテーラー
5着 シャインガーネット
6着 アマルフィコースト
7着 メイショウケイメイ
8着 ヤマカツマーメイド
9着 リバティハイツ
10着 ビッククインバイオ
11着 リリーバレロ
12着 マリアズハート
13着 アフランシール
14着 カリオストロ
15着 アンリミット
16着 メイショウショウブ