圧倒的人気のグレイルが不可解な7着敗退と見せ場すらない負けを喫した。道中も折り合いよく進んでいるように見え、直線に向いても不利なく外目から進出。いざ追い出されると前とのさが詰まる事もなくジリジリと伸び、掲示板をも外す敗戦となった。騎乗した武豊騎手もクビを傾げながら、敗因といった敗因が掴めないという表情でコメントを語った。

7着 グレイル
武豊騎手
「思いのほかラスト伸びなかったですね。パドック出てからピリッとしてたけど、許容範囲内だし、残念ですけど素質はあるので今後に期待ですね。」

レース結果、詳細は下記の通り。

11日、東京競馬場で行われた11R・共同通信杯（G3・3歳オープン・芝1800m）で6番人気、北村宏司騎手騎乗、オウケンムーン（牡3・美浦・国枝栄厩舎）が、2着に3/4馬身差をつけ快勝した。2着にサトノソルタス（牡3・美浦・堀宣行厩舎）、3着にエイムアンドエンド（牡3・美浦・二ノ宮敬宇厩舎）。勝ちタイムは1:47.4（良）。

1番人気のグレイル（牡3・栗東・野中賢二樹厩舎）は7着敗退、2番人気のステイフーリッシュ（牡3・栗東・矢作芳人厩舎）は10着敗退。

装蹄師/西内荘担当馬のアメリカンワールドは9着となった。