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【京都記念】川田「彼女が走りたいリズムで」ラヴズオンリーユーが復活V

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2021/2/14 21:29

(C)スポニチ

 14日、阪神競馬場で行われたG2・京都記念は、断然の1番人気に支持されたラヴズオンリーユーが1年9ヶ月ぶりとなる復活V。力強い差し脚で存在感をアピールした。2018年のダービー馬で武豊騎乗のワグネリアンは、直線でジリジリと伸びるも5着までとなった。

京都記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ラヴズオンリーユー
川田将雅騎手
「久しぶりにこの馬が勝つことが出来て何よりです。3週間追い切りを共に過ごしてきましたし、色んなことを厩舎の方にもリクエストして、良い時間を過ごして来れての競馬だったので、こうして結果に結びついて嬉しく思います。レース自体はあれしようこれしようとは考えずに、彼女が走りたいリズムで気持ち良く走ってくれればという思いでスタートしました。道中のバランスもだいぶ良くなっていると思いますし、もう少し素早く反応出来るようになってくるとは思うんですが、久しぶりにこういう走りをしてますので、その分多少動くのに時間がかかりましたけど、内容としてはある程度、良い時に戻ってきているだろうと思いますし、何よりこうやって勝ち切ったという結果がこの子にとって良かったなと思います。今日はこの馬を1番人気に支持していただきまして、オークス馬がこうしてまた改めて良い舞台で活躍してくれて、ファンの多い馬だと思いますし、またこれから先もこの馬が走る時に楽しんでもらえたらと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 14日、阪神競馬場で行われた11R・京都記念(G2・4歳上オープン・芝2200m)で1番人気、川田将雅騎乗、ラヴズオンリーユー(牝5・栗東・矢作芳人)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に3番人気のステイフーリッシュ(牡6・栗東・矢作芳人)、3着にダンビュライト(せん7・栗東・音無秀孝)が入った。勝ちタイムは2:10.4(良)。

 2番人気で武豊騎乗、ワグネリアン(牡6・栗東・友道康夫)は、5着敗退。

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2019年オークス以来の勝利

 1番人気に支持された川田将雅騎乗、ラヴズオンリーユーが人気に応えて見事に差し切った。好スタートを切り、道中は縦長となった隊列の中団でしっかりと折り合って末脚を温存。3コーナー付近から前との差が徐々に詰まっていき、直線入り口では先行各馬を射程圏に捉えると、しっかりとした脚取りで差し脚を伸ばし、2019年オークス以来、1年9ヶ月ぶり復活の勝利を飾った。

ラヴズオンリーユー 11戦5勝
(牝5・栗東・矢作芳人)
父:ディープインパクト
母:ラヴズオンリーミー
母父:Storm Cat
馬主:DMMドリームクラブ
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ラヴズオンリーユー
2着 ステイフーリッシュ
3着 ダンビュライト
4着 ジナンボー
5着 ワグネリアン
6着 ダンスディライト
7着 サトノルークス
8着 モズベッロ
9着 レイエンダ
10着 ベストアプローチ
11着 ハッピーグリン