11日、東京競馬場で行われた9R・初音ステークス（4歳上1600万下・牝・芝1800m）で1番人気、横山典弘騎手騎乗、ミリッサ（牝4・栗東・石坂正厩舎）が、2着にクビ差で快勝した。2着にサンティール（牝4・美浦・鹿戸雄一厩舎）、3着にインヘリットデール（牝4・栗東・高野友和厩舎）。勝ちタイムは1:47.3（良）。

2番人気のハナレイムーン（牝4・美浦・堀宣行厩舎）は14着敗退。

1着のミリッサは装蹄師/西内荘担当馬で、競馬のおはなしサイト「装蹄の感触が良かった馬・日曜版」で取り上げた1頭だった。

姉にシンハライトがいる超良血馬のミリッサが順当に準オープンを勝ち上がった。横山典弘騎手の粋な手綱捌きで、道中は中団馬群の最内を進んだ。直線では前に馬群の壁で進路を探しながらとなったが、慌てる事なく坂上から最内を選択。ゴール直前で突き抜けて、見事な勝利となった。