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【TCK女王盃】森泰斗「4角までは良い感じだと…」レース後ジョッキーコメント
2021/1/21 06:10
20日、大井競馬場で行われた交流G3・TCK女王杯は、1番人気に支持されたマルシュロレーヌが快勝。直線では鮮やかな末脚でライバルを差し切った。
TCK女王盃、レース後ジョッキーコメント
1着 マルシュロレーヌ
川田将雅騎手
「前回がスムーズに競馬をしてくれたんですけど、能力を発揮することが出来ずにレースが終わってしまったので、そこを一番ケアして注意して乗ろうと思いました。返し馬の雰囲気はとても良かったので、これなら問題なく競馬出来るなという感触を得ましたので、あとはもうゲート出てから馬の気分次第でとは思ったんですけど、結果、あの位置になることになりました。前半はそんなに進んでは行かなかったんですけど、向正面に入った辺りから馬がその気になり出しまして、良い雰囲気で進み出してくれたのでそれをコントロールしながら良い雰囲気で走れていたんじゃないかなと思います。(直線は)手応えも良かったですし、直線も長いのでゴールまでに捕まえればいいというイメージでゆっくりと動かして行きながら、本当に良い雰囲気で捕まえてくれたなと思います。昨年ダートに転向して以降、良い走りをしてくれていて、JBCでは負けてはしまいましたけど、今回もこうして良い勝ち方をしてくれましたので、今年も無事に良い内容を続けながらしっかりと勝ちきっていきたい馬だなと思います。無事に期待に応えるかたちでこの馬自身しっかりと良い内容で勝ちきってくれましたので、またこの馬が走る時に変わらぬ声援をいただけたらと思いますので、またよろしくお願いします」
矢作芳人調教師
「やはりJBCで悔しい思いをしたので、その悔しさを晴らせてとても嬉しいです。前走JBCの時はちょっとギリギリだったので、体重増えたことは良いことだと思いましたし、馬はとてもフレッシュな状態だったと思います。位置取りはあれで良いと思ったんですけれども、最後はちょっと届かないのかなと思いましたが、よく差し切ってくれたと思います。嬉しいです。去年取れなかったJBCを今年は最終的に取りたいと思ってますけども、今のところまだプランとしては馬の状態に合わせたいと思いますので、(この後の予定は)考えていません。一番人気の期待に応えられてホッとしていますし、とても嬉しいです。とても可愛い女の子ですので、今後とも応援よろしくお願いいたします」
2着 レーヌブランシュ
松山弘平騎手
「少しズルいところがありますが、よく頑張ってくれました」
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岩田康「まだまだ元気」
3着 プリンシアコメータ
岩田康誠騎手
「58キロでこれだけ走れるのはまだまだ元気だと思います。直線も差し返してくれました」
4着 マドラスチェック
森泰斗騎手
「4角まで良い感じだと思ったのですが、追ってから伸びきれませんでした。久々の分なのか、重かったのか、わからないです…」
レース結果、詳細は下記のとおり。
20日、大井競馬場で行われた11R・TCK女王盃(Jpn3・4歳上牝・ダ1800m)で1番人気、川田将雅騎乗、マルシュロレーヌ(牝5・栗東・矢作芳人)が勝利した。1/2馬身差の2着に3番人気のレーヌブランシュ(牝4・栗東・橋口慎介)、3着にプリンシアコメータ(牝8・美浦・矢野英一)が入った。勝ちタイムは1:53.7(良)。
2番人気で森泰斗騎乗、マドラスチェック(牝5・美浦・斎藤誠)は、4着敗退。
交流重賞2勝目
断然の1番人気に支持された川田将雅騎乗、マルシュロレーヌが交流重賞2勝目をマークした。道中はじっくりと中団の位置で折り合いをつけていき、直線では大外へ進出。鮮やかな末脚を繰り出して、先に抜け出したレーヌブランシュをゴール寸前で捉えた。
マルシュロレーヌ 16戦6勝
(牝5・栗東・矢作芳人)
父:オルフェーヴル
母:ヴィートマルシェ
母父:フレンチデピュティ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 マルシュロレーヌ
2着 レーヌブランシュ
3着 プリンシアコメータ
4着 マルカンセンサー
4着 マドラスチェック
6着 サルサレイア
7着 ローザノワール
8着 ジェネラルエリア
9着 エースウィズ