29日に行われた2017年度、JRA賞授賞式で年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬に、歌手で馬主の北島三郎氏が所有するキタサンブラックが2年連続選ばれた。受賞式に出席武豊騎手、北島三郎氏が喜びの声を語った。

武豊騎手コメント
「またブラックの子供で、G1勝って一緒に表彰台に上がりましょうということを言いました。本当に素晴らしい乗り味とスピードを備えて馬なので、本当に種牡馬として期待出来ると思いますし、どういう子が出るか早く乗りたいですね。（騎手が）やめられません（笑）こういう馬に乗せていただいて騎手としてのやりがいを改めて感じることが出来ました。この馬の騎乗をいただいた本当に感謝していますし、全てが思い出ですね。」
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北島三郎氏コメント
?2年連続で年度代表馬に輝きました今のお気持ちをお聞かせください。
「もう感動と感謝でいっぱいです。携わってくださった関係者の皆さん、中央競馬界の皆さん。そして自分の馬でありながら沢山のファンが付いてくれる。どこに行っても私の名前よりブラックの名前のほうが最近売れてまいりました。そして名誉ある立派な賞をこうして2年貰うことができ、選んでいただいた皆さんに心より感謝申し上げます。」
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?1年を通して活躍しましたが、引退レースとなった有馬記念では至上最多タイの記録となるG1・7勝目を上げました。有馬記念ご覧になっていかがでしたか？
「ブラックに関しては、出逢ったときから、そしてレースに出るようになって毎回のようにレースの姿を見てきて感動と夢と元気と勇気、いっぱいいただいています。そして自分ばっかりかなと思ったら沢山のファンからも言われます。だから私は誰に1番先に礼を言うかというとキタサンブラックに「ありがとう」「ご苦労さん」と言いたいですね。有馬記念の時はもう泣きましたね。」
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?これからは種牡馬として新たなステージに行くキタサンブラックですが、どんなことを期待されていますか？
「武豊さんがブラックの男馬また走るようになったら乗りたいな、そして乗って有馬記念に出たいな、そんなことを言ってもらった時はもう私はこの世にいないと思いますけど。この馬との出会いに、そしてこの馬のおかげで沢山の色んな関係者との出会いに心より感謝と、自分の人生でこんな素晴らしい歴史を持つことが出来たというだけでもう感動です。私、歌い手ですから、歌はいっぱいあるんですけども、馬でこれだけ感動したのは初めてです。ですから、何度も言いますけど、携わった関係者の皆さんに心より感謝でいっぱいでございます。」