根岸ステークス、勝利ジョッキーコメントは下記の通り。

1着 ノンコノユメ
内田博幸騎手
「雪が降って水が溜まっていたので、脚抜きの良い馬場になっているので、まさかレコードとは思わなかったですが素晴らしい脚で最後伸びてくれました。4コーナー手前から行き脚をつけながら、砂の被らない外に出せばいつも伸びてくるのでそういうイメージで乗ってました。最後の切れ味がけっこうある馬でそれが生かされればなと思っていましたけど、上手く馬が頑張ってくれました。この馬を任されてチャンスの範囲にいる馬なので、今まで足踏みしていたのがここで勝ってくれて先に繋がればなと思っています。(フェブラリーSの)1600のほうがまだゆったり行けるし、4コーナーあんなに慌てなくてもいいので、もっと良いと思います。この馬こうやって力を十分発揮出来るレースが出来たので、また次もこの馬のこういう追い込みを出せればなと思うのでぜひノンコノユメを応援してもらえればなと思っています。」

レース結果詳細は下記の通り。

28日、東京競馬場で行われた11R・根岸ステークス（G3・4歳上オープン・ダ1400m）で6番人気、内田博幸騎手騎乗、ノンコノユメ（せん6・美浦・加藤征弘厩舎）が、2着にハナ差で快勝した。2着に1番人気のサンライズノヴァ（牡4・栗東・音無秀孝厩舎）、3着に2番人気のカフジテイク（牡6・栗東・湯窪幸雄厩舎）。勝ちタイムは1:21.5のレコードタイム（重）。

2着のサンライズノヴァ、3着のカフジテイクは装蹄師/西内荘担当馬で、競馬のおはなしサイト「装蹄の感触が良かった馬・日曜版」で取り上げた1頭だった。また、同じく担当馬のキングズガードは6着敗退。

なお、13番ベストウォーリアは出走取消となっている。

去勢手術以降、成績が安定しなかったノンコノユメが復活の狼煙をあげた。レコード決着というハイペースでレースが進む中、後方2番手付近を行きっぷり良く進んだ。最後の直線では大外に持ち出し、先に抜け出した人気のサンライズノヴァとの追い比べを制した。34,2という鬼脚を使い、らしさを見せ一戦だった。